タイトルの「逆風でも、こんな賢い手があったのか!」につられて購入。
メインの特集は「お金の新常識60」ということで、
いろいろな金融商品が特集されていたが
広く浅くという感じで、新しく得られた知識は少なかった。例えば
とか、節約や投資を考えた事がある人にとっては常識なことばかりだった。
また、それぞれの金融商品について別の専門家が書いているため
「○○だったら××の方がよい」という情報はなく、単なる商品紹介になっている。
2番目の特集は「どうなる日本!?株、為替、金利3分ゼミ」で
著名な金融アナリストが自分の予想を書いているんだが
当然ながら見解は一致せず、誰を信じるかは読者次第。
そもそも「未来は予想できない」のが相場の鉄則なので
人の予想話聞いても意味はない。(自分の予想と合っていれば自信がつくだけで)
重要なのは予想の過程を知る事。
「そういう視点があったんだ」と知る事で
自分の予想に足りない点を補完できる。
ある事象をどうとらえるかは各人の判断により、
「未来は予想できない」ので判断を間違う事は仕方ないけど
ある事象の存在を知らず闇討ちされるのはダメだ。
「未熟な上での判断ミス」は仕方ないにしても
判断できる材料を揃えたうえで勝負する必要がある。
「なぜ下がってるのか分からない。もう少しすれば上がるかも」ではなく
「自分の予想が間違ってたから売ろう」
とできるように。
経済の勉強しよ。