(外貨)MMFについて

社債投資信託。債権やコマーシャルペーパー(CM=企業が資金調達を行うために発行される短期の約束手形MMFに組み込まれるのは優良企業のもののみ)で運用。株式は一切組み込まれない。現地通貨での元本割れはまずないと考えてよい。

外貨預金と比べてのメリット

  • いつでも引き出せる
  • 為替手数料が安い
  • 為替差益に関して税金なし(金利分は20%。預金と同じ)

具体的な為替手数料とリターン

  • 外貨MMF(マネックス)の場合
    • 米ドル:0.25銭×2 1.814%/年
    • ユーロ:0.50銭×2 3.650%/年
    • 豪ドル:0.70銭×2 6.747%/年
  • 外貨預金(イーバンク)の場合
    • 米ドル:0.10銭×2 1.85%/年
    • ユーロ:0.10銭×2 3.75%/年
    • 豪ドル:0.30銭×2 6.80%/年

価格.com – 外貨預金比較 – 銀行別の金利・手数料比較

外貨MMFの場合、上記に加えて管理報酬がかかる。

外貨MMF具体的な管理報酬

  • 管理報酬:年率0.01%
  • 投資顧問報酬:年率0.15%(上限)
  • 代行協会員報酬:年率0.65%(上限)
  • 保管受託報酬:年率0.04%
  • 事務代行報酬:年率0.06%
  • 計:年率0.91%(上限)

感想

外貨MMFは外貨預金に比べて、手数料が高くリターンが低いというのが2008年時点での現実。ただし

  • いつでも売り買いできるメリットがあるので円安の時に解約して設けられる。為替差益分に税金がかからない。
  • 外貨MMFは運用してからリターンが決まる。外貨預金は預けるときにリターンが決まる。よって2008年時点でのリターンが預金>MMFは仕方ない。

手数料が気になる。特に管理報酬。米ドルの場合リターン1.8%に対して管理報酬0.9%だから利益が半分になる計算。管理報酬は米ドル、ユーロ、豪ドルともに変わらないので買うならユーロか豪ドルか?

その他

  • 外貨預金は為替差益分に税金がかからないというメリットがあるので、為替差益狙うなら外貨預金より外貨MMF
  • 投信と同じく、購入金額掛けで手数料がかかるので小口での積み立てに向いている。
  • ドルコスト平均法(口数ではなく金額で投資)で毎月投資するのが効率よさそう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です