某スクールメニューまとめ

mixi日記に書いたのをこっちにも転載。検索で見つからないよう名前は隠してるけど、メニューを見ればどのスクールかはすぐわかる。

◎レベルチェック
チェック項目は以下の3点。

・直滑降から止まる
→単純なテストだけど、フラットに板に乗れているかとスビードが出た状態からボードをバタつかせずスムーズに止まれるかのチェックだと思う。
・スライドターン
→斜滑降をしてターンする。ターンするときはカービングではなくあえて板をきれいにスライドさせる。
斜滑降のエッジの後を見て、どれだけエッジを立てる(体重を乗せている)かと、スライド時のボード操作テクを見ていたと思う。
・オーリー
→普通にオーリー。高さや安定度とかかな。

この時点で「全てにおいて(左)肩=(左)腰が開いている」と指摘される。確かに、キッカーを飛ぶときも左足のヒールサイドに重心がかかってまくられることがあるし、オープンよりバックサイドの方が得意なのもバックサイドは自然に肩が締まるから。この指摘はばっちり当たっていた。

※とはいえ、普通の人は(左)肩が開くクセがあってて当然らしい。なぜなら、ボードを始めたときはターンをしやすいように肩を開いて曲がるように指導されているから。コーチが別で指導しているJSBA1級集団も肩開きまくっているらしい。肩を開かないような強制として、ビン前足の角度を6度くらいにする方法がある。

◎ギアチェック
レベルチェックの後は生徒のギアにダメ出ししまくる。

・前足、後ろ足の角度は+15、-6くらいが最適。
・「女の子にはバートンのインナーブーツは硬くて曲げられない」といいつつ、中の紐を切断して稼動域を拡大。
・靴とバインの相性を指摘。
・全員のハイバックを調整して内側に倒す

コーチいわく、靴とビンディングの相性は本当に大事なのに、合ってない人が多すぎるとのこと。とはいえコーチはプロだから情報も多いしギアもタダでもらえるから色々試せるけど、情報少ない素人はバートン×バートンとかDEELUXE×UNIONとか相性がほぼ保障されている組み合わせを選ぶのがいいと思いました。あとコーチに「もうちょい長くて反発ある板のほうが合ってる」と言われたので新しい板買います。

◎午前レッスン
・ターン
・「押し出す」練習
・ノーズプレス、テールプレス
・オーリー

「押し出す」練習というのは、ターンの開始時にフロント/ヒールエッジに体重をかける練習。正しいターンは「板を傾ける」のではなく、「エッジを踏んづけてやる」こと。

◎午後レッスン
・30分オーリー
・午前の復習
・ボードスライド
・フロントサイドノーズスライド
・フロントサイドテールスライド
・バックサイドノーズスライド
・バックサイドテールスライド
・午前の復習

◎レッスンについて
一番時間を使ったのがターン。つーか午前のターン練習で体力も頭(指摘点が多すぎる)も使い果たして、午後は楽なメニューにしてもらった感じ。まだ頭の中が整理できてないので羅列して書いてみる。

・基本姿勢。

肩を開かない=腰を開かない=腰を入れるイメージ。
左腰と右腰の高さは、腰全体が上下しても常にイコール。左腰と右腰のラインは地面=ボードと平行。
両膝曲げるときは、膝をつま先側に出す(=がにまた)。なぜなら内股だと十分にひざを曲げられないから。

・曲がるときの基本姿勢
手ですねが触れるくらい重心を低くする。
頭の位置をターン弧の内側に入れることを意識する。

・バックサイドターン

1.踏む。フラットで板をぶっさす。深く挿せば挿すほどカーブするときのエッジが深くなりカービングの安定度(アンジュレーションに負けないかどうか)が高くなる。
肩を閉めて踏み込んで膝を曲げる。この時点で手が脛につくくらい重心が低くなってないといけない。このときは両ひざで踏み込んでいる状態。既に姿勢は曲がる姿勢と一緒。
2.押し出す。板全体にかけていた体重を、ヒール側にかけて押し出してやる。腰の高さは変えない。かかとで雪面を押し出す=加重する感じ。するとボードが加速し、曲がっている途中に腰の位置が前足から後ろ足に徐々に移動していく。目線は進行方向、足首の角度を固定する。
3.曲がり終わったら後ろ足に力を入れる(この時、後ろ足に股関節の中心が来ている(だっけ?)ので、後ろ足に力を入れるため腹筋と背筋を使用する)。するとボードのしなりが発生し加速する。

・フロントサイドターン
0.バックサイドターンの後なので肩が開き気味である。しっかりフラット状態に戻し肩を入れてやる。
1.踏む。フラットで板ぶっさす。深く挿せば挿すほどカーブするときのエッジが深くなり安定する。
肩を閉めて踏み込んで左膝を曲げる。手が脛につくくらい。肩が開くと右肩が下がってボードの中心からずれるので後ろ足を正しく踏めない。
2.押し出す。つま先を使ってフロントエッジを押し出してやる。。バックサイドと違って、体全体がターン弧側に倒れこむ感じになり視点はバックサイドよりも低くなる。が、板に対する加重はそのレベルでバックサイドと同じなので自信を持ってカービングをする。ただし背筋は張り、頭は地面から離すようなイメージ。体が弓なりになる感じ。

・オーリー
腰を入れる(板と平行にする)練習と重心移動の練習。腰が入ってない=板の中心に乗れていないと板がずれたりスリップしたりする。オーリーの時はノーズ→テールの順番で体重移動。腰の高さは変わらない。上半身の(縦位置での)絶対位置を変えず、下半身だけ入れ替えてテールでオーリー→テールで着地できると正しく板の中心に乗れている事になる。

◎与えられた課題
フロントターンの時に右肩が下がっている。

それは左腰が開いている=左ひざが入っていないから、体が開き右肩が下がってしまう。あと単純にフロントターンが苦手。まずは左腰を締める=腰と板をフラットにする事を考える。直滑降している時に腕をだらんと下に伸ばしたとき、指先の延長線上がボードの中心上にあるかどうか意識する。今までの自分はヒール側にぶれていた(腰が開いていたから)。ボードの中心上にあれば肩(腰)とボードが平行という事。

◎まとめ
ぶっちゃけ15000円くらいでも惜しくないくらい、濃いレッスンでした。ターン技術はキッカーと関係ないかも抱けど、「腰が開くクセがある」と知れたのがよかった。今までの失敗原因も、フロントに苦手意識があるのも全部判明した気がする。あとは膝の曲げレベル。もっと曲げていいんだー、と。そうすりゃキッカーも安定すると。

あー練習せんとなぁー。

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