2024/7~9 振り返り
新しい試みとして四半期毎に仕事の振り返りを行います。動機は以下。
- 目標管理の視点で振り返りは行っているが、目標までの過程や思ったこと、気づきなどを書き留めることで、自分の頭の中を明らかにしたい
このブログを使う理由は以下。
- twitterがXに代わってからは積極的に使う気が起きず、ただblueskyもそんなにフォロワーがいないので、まとまった文章を書けるブログがちょうどよかった
- blueskyにはガチ目のメモを書いているので、それはそれで重宝している
- このブログは元々技術ブログとして立ち上げたが、自分のロールが技術から少し離れたこと、技術の事はQiitaにメモするなどで解決したため、書くネタがなくなった。放置気味なのはもったいないので再利用。
Power Platformオンラインセミナー
自社のオンラインセミナーの企画・登壇を行った。
また、企画から内容決定までのプロセスの一部を生成AIを使って行い、それをブログに公開した。
セミナー自体の登壇は久しぶりだったが、会社のスタジオ設備も充実していたのでカメラ映りはよかったです。
よかったこと
セミナーを主体的に企画~登壇できるのは自部署で私だけなのだが、今回は企画段階から若手を絡ませて企画を練り、若手と一緒に登壇することが出来た。また企画のプロセスを生成AIとの会話という形で言語化出来たので、若手が(めちゃくちゃ頑張れば)自分でセミナーを企画できるようになった(と思う)。
自分1人で企画するならホワイトボードに書きながら作るので生成AIはむしろ邪魔なのだが、暗黙知を形式知にするには結構使えるな、と思った。
反省点
セミナーの評価がいまいちだったこと。NPSでちょっとマイナス、なので不評ではないが、自分が今までに行ったセミナーから考えるとNPSプラス5くらいは取りたかった。
原因としては、セミナーの募集文章と内容、参加者のステージがずれていたこと。「Power Platformを使い始めたが、社内に広がらない」を課題感としてセミナーを組み立てたが、実際には「Power Platformをこれから使い始めます」という参加者が多く、期待した内容と違ったのかな、と思われる。
サービス値上げプロジェクト
昨今の人件費・クラウド費用の上昇に伴い、弊社サービスの値上げを行うことになった(遅…)。メインの推進は別チームで、私は部のまとめ役として事務的な対応を行った。
※ なお値上げについては弊社Webサイトにも掲載してあるので、社外秘情報ではない
ワークとしては滞りなく進んだものの、悔やまれるのは値上げ時期が遅かったこと。いや、個人的には自分が見ているサービスの価格が安すぎるから値上げしたいなぁ…と思っていたのだが、私が立ち上げ → 今の責任者は別の人、ってことで強く主張できず、後手に回ってしまった。
良かったこととしては、自分が見ているサービスだけではなく、部門全体のサービスが値上げ対象となった事、サービス部門の意思として営業部門に案内する事で、営業・お客様に対して五月雨での値上げ案内ではなく、1回の案内で複数サービスを値上げできたこと。
それにしても、自分に部門全体のサービス値上げをする、という意思決定と進言ができていれば。自分が見ているサービスの利益率は当然把握しているが、他の部署のサービスまでは詳しくない。まぁ自分も「サービス値上げした方がいいっすよ」って上の人に進言したことあるから、1ミリくらいは貢献できている、ってことにしよう。
某サービス廃止
2年前くらいに立ち上げたが顧客ウケが良くなかった某サービスの廃止決定を行った。効果測定自体は半年前に終了しており、継続メリットゼロ、あとはやめるだけだったが、予算調整のあれこれに時間がかかり、このタイミングでの廃止となった。契約顧客は少ないので説明の工数は少ない。
このサービス、ぼかして言うと「無料でばら撒き、有償で稼ぐ」という仕組みだった。他の人のサービス企画だったが、自分としても「有償契約はともかく、無償契約は取れるだろう。そこからどうするか考えよう」と思っていたが、結果はまさかの無償契約もほぼ獲得できず。
- 「モノを売ってくれる人・仕組み」への解像度が必要である
- 顧客の購買プロセスに目を向ける必要がある
というのを学んだ1件となったし、部内に失敗事例として強めに共有している。
Veeam社との協業
JBS と Veeam、障害からの回復力が高いデータ保護ソリューションの提供に向け協業強化 |JBS 日本ビジネスシステムズ株式会社
↑が発表される1ヵ月前に「なんかサービス作って」と言われた。無茶ぶりがすぎる。もちろん1ヵ月では何もできなかったが10月以降も継続して検討中。9月はMTGだけしてました。
協業=メーカーも力を貸してくれる、会社としても力を入れていく=営業も動いてくれるので、その波の乗るのは正解である。
某サービスワークショップシナリオ検討
某サービスのプロモーション & ナーチャリング施策の一環で、オンサイトで顧客課題を可視化するワークショップを企画、実行した。自社が出資しているSSDCという団体のフレームワークをパク…拝借し、今回のサービス課題にマッチするように仕立て直した。
ワークショップ自体は完成したのだが、ウォークスルーを行った時点で問題点が発覚。このワークショップ、デザイン思考ベースで自由に課題を発散→収束して解決策の提示、解決策はこのサービスです!とするつもりが、このサービスがカバーする解決策の範囲が狭すぎるのだ。自由に課題を発散してもらった結果「あー、そういう課題はこのサービスでは解決できないんですよ」となってしまうのである。
ワークショップの問題点を実施前に言語化でき、当日に備えること(アドリブの準備)が出来たのは救いだが、根本的に解決するにはサービスの仕様を変えるしかない、という状況。もしくは、サービス単体を解決策とするのではなく、SIも含めて広く自社が出来る事を提案するか?そうするとこのサービスを売る活動にはならない。
このサービス、自分の中では見込みがあると思って元々あったサービスをリニューアル → プロモーション。注力サービスとして売り込んでいるのだが、いまいち引き合いが薄い…気がする。PMFは取れているはず…なのだが、お客様の既存の仕組みを変更する必要があるサービスなので、そこまでの強いジョブ・ニーズがないんだろうな、と思う。
作業品質向上
平たく言うとサービス運用の中で作業事故が増えてるのでなんとかしましょう、という話。
私は実運用には関わっていなかったが、元々お堅い金融系に常駐していたこともあり「事故をレビューしてくれ」との依頼を受け、取り組み開始。
事故の中には「まぁ仕方ない」というのもあれば「それはあまりに考慮不足では?」というものもあり。後者については改善が必要なのだが、この対処法はまだ悩んでいる。場当たり的には「手順書を修正する」「ちゃんと確認する」などでいいのだが、根本から運用レベルを上げないとまた類似の事故が発生してしまう。
ということで、この対処法は検討中。
その他
- 新人向けの部署紹介利用を作成。作るからには一番目立つものを作る、の精神で作ったら全社中一番充実した資料が出来上がり、入ってきた新人にも「資料面白かったです!」と言ってくれた
- 新規サービスの開発相談を受けたり、プロモーションに関わったり
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