MicrosoftTeamsの既読通知機能を有効にすべきかどうか問題(用語の整理)
そもそも既読"通知"機能とは
メッセージを表示(=開封する/読む)すると、会話相手に分かるよう、通知が行われる機能です。代表的なものはLINE。そしてこの機能には2種類の表示タイプがあります。
タイプ1. 既読にした"人数"だけが分かるもの
例えばLINE。10人のLINEグループがあるとして、既読が5人になってもだれが既読になったか分かりません。
※ 画面ショットは8人のグループで7人が既読なので、みんな読んでいる事が分かります。
タイプ2. 既読にした"ユーザー名"まで分かるもの
ビジネスチャットによっては、既読した人がリストアップされるものもあります。例えばLINEWORK。
上記ページから写真を引用させていただきます。
Teamsでは"いいね"がこのタイプですね。赤枠のように"いいね"した人が分かる。
MicrosoftTeamsの既読通知機能
MicrosoftTeams(以下Teams)の既読関連機能を整理します。なお、機能の中には未リリースのものもあるため、後で変わる可能性があります。
機能1. Teams管理画面から設定できる「開封確認」機能
この管理機能は現在動作しておらず、何を管理するものなのかは2019/5/23現在分かっていません。とはいえ、機能2を考えると、これはチームチャットの開封確認を管理するものと予想されます。
機能2. ロードマップでリリース予告されている「プライベートチャットの開封確認機能」
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/roadmap?filters=&searchterms=51552
全文を転載し、日本語訳も掲載します。
(原文)
Microsoft Team – Read Receipts in private chatsIncrease communication transparency with Teams. Do you often wonder if your teammates saw your message? Read receipts in private chats allow senders to know when a message was read by the recipients.
(日本語訳)
Microsoftチーム – プライベートチャットで領収書を読むチームとのコミュニケーションの透明性を高めます。あなたのチームメイトがあなたのメッセージを見たかどうか不思議に思いますか?プライベートチャットの開封確認メッセージを受信者が読んだときに送信者は知ることができます。
この機能は2019年6月にリリース予定で、現在開発中となります。(2019/5/23時点の情報)
まとめ
機能名 | 対象 | 既読通知機能 | 既読表示タイプ |
---|---|---|---|
機能1 | チームチャット | ○有効(有効/無効/ユーザー選択可能から選択可) | 不明 |
機能2 | プライベートチャット | ○有効(変更不可) | 不明 |
ここまでの推測より、チームチャットもプライベートチャットも、既読機能が有効になると思われます。そしてどちらの機能も、既読表示タイプは分かっていません。
既読"管理"機能との違い
Teamsでは、自分自身の管理のために、チャット・チャネルメッセージの未読・既読を切り替えることが出来る。一度読んだメッセージを"未読"に戻すと、画面のように未読状態となる。自分専用の"しおり"的な機能だと理解すると分かりやすいです。
本ブログの一覧の議論ではこの機能は扱いません。
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