第35回 Office 365 勉強会に登壇した & 感想
第35回 Office 365 勉強会 – connpass
登壇は久しぶりです。
第35回のテーマはMicrosoft Vivaシリーズ。私は特に仕事で使う事もないのですが、M365の中でよー分からん製品を放置するのも嫌だから参加しようと思ったら、あれよあれよと発表する方に。まぁ参加側より発表側の方が勉強になっていいよね!ですが、SharePointに不慣れなのもあって新しく学ぶことが多くて大変でした。
登壇の中でも話したけど、Viva Connectionsは無償で使えるが、SharePoint Onlineでも同じような機能は使える。自社のユーザー次第ですが、無理やり導入する必要はないかなと思いました。とはいえ、Teamsモバイルからアクセスしやすいのはよいので、ここら辺をうまく使えればな。
以下、感想。
Viva Learning
Learningコンテンツとして標準で揃っているのは米国発信のものが多いが、日本でなじみのあるものならUdemyのものなども取り込める様子。また、自社のPowerPointなどをコンテンツとして利用できる。いわゆるLMSですな。
Teamsのアプリを利用して、チャットで誰かに「この講習いいよ」って推薦したり、各自の学習状況を見れたりするのはいいと思ったけど、他のLMSもこれくらいの機能はあるもんなぁ。
まぁLMSを導入してます、自社のPowerPointをネタにセキュリティ講習程度しか使ってません、って会社なら、Microsoft Learnでも機能的にはOKだし、こっちの方がViva Suiteとして購入すると安いからいいかな、って感じ。
逆にグロービス学び放題とか法人契約して職位毎の教育コンテンツとかをがっつり組んでる会社ならどうかな…?
Viva Topics
参加者からも一番注目されてたやつ。まぁナレッジ共有っていつの時代も課題だもんね。
機能を聞いていくと、最近注目しているZettelkasten(ツェッテルカステン)の組織版とも言えるな、って思いました。Zettelkastenは気になるアイディアをメモとして記録し、メモ同士をリンクする事でアイディアを生み出すもの。Viva Topicsもトピックを定義するとナレッジが集まってくるし、詳しい人も分かるよ…と。
ただ、製造業で各製品の名前毎にトピックを作るとメンテナンスが大変 & サイロ化して意味がない、ってなるので、もうちょっといい感じに抽象化しつつ普遍的な概念をトピックにした方が良いのかな…。ここの切り口が難しいですね。
まぁViva Topicsはこのツールをどう使うかより、社内のナレッジ共有をどう進めるか、という視点で考えた方が良いなと思いました。ただ、ナレッジ共有にViva Topicsが使えるかどうかは、Viva Topicsなり、SharePoint Onlineの用語セットの機能なりを頭に入れておく必要があるけど。
Viva Insights
これはMy AnalyticsとWorkplace Analyticsでしょ?って何となく知っていたので、理解がしやすかったです。綴りはマジで間違えやすい。邪魔と思ってしまう事は多々あるので、個人としてはもうちょっと有効利用しなきゃと思いました。
感想
Vivaシリーズについてはみんな謎だと思っていたので、こういった機会で参加者の皆さんとディスカッションできたのはよかったです。個人的にはSharePoint Onlineについてもうちょっと知識を付けなきゃなと思いました。
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