Microsoft 365 Virtual Marathonの動画を今更見る
先月開催されたMicrosoft 365 Virtual Marathonですが、動画が出そろったようなのでチェックします。といっても数が多数なので目に付いたセッションだけ。あと、日本人の方のセッションは後で見ます(普段、あまり見れない海外の方の情報をちょっと優先…)
How to overcome the chaos Teams causes in SharePoint Document Libraries Melanie Culver – YouTube
Microsoft Teamsのチーム乱立してドキュメントどこにあるか分からん問題へのアンサー。
さまざまな技術を使ってドキュメント管理する事を推奨。特にあまり使われていない
- Metadata
- Hub Sites
- Search
を有効活用する事を勧めていました。
![](https://i2.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/07/SNIP_20200713_192806.jpg?fit=700%2C354&ssl=1)
HUB SiteとSearchを組み合わせて親子関係にしてTeams/SharePointを整理。0:27~からは、この構造を維持するように組んだLogic Apps/Azure Functionsも公開。
![](https://i2.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/07/SNIP_20200713_192822.jpg?fit=700%2C354&ssl=1)
まとめはこれ。
![](https://i0.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/07/SNIP_20200713_192834.jpg?fit=700%2C359&ssl=1)
SharePointに普段触れていない人間としては、なじみのない技術が多すぎて、仮にこの通りに実装しても慣れるまでに一苦労だな…とは思いますが、チーム乱立を解決するために階層構造が有効である、というのは実感しているので、知識としては覚えておきます。
Microsoft Teams LifeCycle Management with Office 365 only Michael Plettner – YouTube
3rdパーティーツールを使わず、O365のツールだけでTeamsのライフサイクルを管理する、という話。正直、知ってる話が多かったです。
O365の"標準"ツール群。
![](https://i0.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/08/SNIP_20200814_154857.jpg?resize=700%2C393&ssl=1)
Graph APIを使えばいろいろできる。呼び出すもとはAzure AutomateやPower Automate。
![](https://i0.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/08/SNIP_20200814_154957.jpg?resize=700%2C394&ssl=1)
軽くデモ。
![](https://i0.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/08/SNIP_20200814_155103.jpg?resize=700%2C393&ssl=1)
Microsoft Teams Architecture Deep Dive Maarten Eekels – YouTube
まずはいつものアーキテクチャ図。Teamsエンジニアなら見慣れたもの。
![](https://i0.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/08/SNIP_20200814_155236.jpg?resize=700%2C394&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/08/SNIP_20200814_155257.jpg?resize=700%2C392&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/08/SNIP_20200814_155407.jpg?resize=700%2C393&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/08/SNIP_20200814_155419.jpg?resize=700%2C391&ssl=1)
機能の制御はテナント -> チーム -> チャネルの段階で適用。テナントレベルで制限しちゃうとチーム、チャネルで解放できないから、テナントレベルでは機能解放した方が自由度が高い。
にしても、意外な項目がテナントレベルで制御できるんですね。投稿したメッセージを削除できない権利とか。
![](https://i0.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/08/SNIP_20200814_155734.jpg?resize=700%2C391&ssl=1)
特定のチームのみ、ゲスト有効化するスクリプト。ご参考まで。
![](https://i0.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/08/SNIP_20200814_155830.jpg?resize=700%2C393&ssl=1)
名前付けポリシーはもうそろそろGUIから設定できるようになるらしい。
![](https://i0.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/08/SNIP_20200814_155932.jpg?resize=700%2C392&ssl=1)
以上。このセッションは現時点でのTeamsアーキテクチャ総まとめ + Teams設計の手助けになる内容で、良かったです。
Private Channels in Microsoft Teams Deep Dive Robert Mulsow – YouTube
もはや私はあまり興味のないプライベートチャネルの話。前半は"チャットじゃなくてプライベートチャネルを使う理由"とかなので、飛ばしまして…。
このアーキテクチャは知りませんでした。プライベートチャネルのメッセージはSPOサイトじゃなくて、個人のメールボックスにコピーされるんですって。
![](https://i0.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/08/SNIP_20200814_161122.jpg?resize=700%2C394&ssl=1)
なもんで、監査の時には一工夫必要らしい。保持ポリシーのサポートがcoming laterになっているが、個人のメールボックスに対して保持を有効化すると大丈夫じゃないのかな?
![](https://i0.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/08/SNIP_20200814_161227.jpg?resize=700%2C395&ssl=1)
後すいません。ここ、ちゃんと聞き取れてなかったのですが、プライベートチャネル裏のSPOの権限をいじると闇が深そうなので止めた方がよさそうです。
![](https://i0.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/08/SNIP_20200814_161436.jpg?resize=700%2C437&ssl=1)
それぞれのロールで出来ること、できない事。
![](https://i0.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/08/SNIP_20200814_161639.jpg?resize=700%2C389&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/08/SNIP_20200814_161651.jpg?resize=700%2C393&ssl=1)
あと、PowerShellからもプライベートチャネル作れたりするみたいです。
以上。監査微妙だし、裏の仕様も変なので、あんまり使わせたくないなぁ。
全然関係ないけど、セミナー中でMentimeterってアンケートツール使ってたのが印象的でした。
Microsoft Teams and Office 365 Groups PowerShell MasterClass Martina Grom Toni Pohl – YouTube
O365 GroupsをPowerShellから操作する方法。まずは必要なコンポーネント達。Teams念頭に置くなら、Skype系のコマンドの実行も必要だけど(Get-CSなんとか)モジュール読み込み不明だっけ?
と思って調べたら必要だった。
PowerShell を使用して Skype for Business Online のポリシーを管理する | Microsoft Docs
Import-Module SkypeOnlineConnector
![](https://i0.wp.com/prius.cc/itya/wp-content/uploads/2020/08/SNIP_20200814_161652.jpg?resize=700%2C391&ssl=1)
後はひたすらデモ。Azure Automationを使ったデモは「へぇ~」って感じだけど、まぁそれだけかな…。出来ると知っていることが多かったです。youtubeの最後の方にサンプルスクリプトが掲載されているgithubのページリンクがあったので、興味がある方はそれを見てください
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