PowerPoint資料をレビューする時に見ているポイント(デザイン面)
表題の通りです。なお、あくまでデザイン面であり「PPTにするんだから、もっと分かりやすい表とかを使って…」というコンテンツ面での指摘はしません。
前提
技術者が、取引先の技術者あるいはその上司に、ミーティングで正しく情報を伝えるためのPowerPoint資料。
- 営業資料的な、元ある情報を装飾して意思決定の補佐にするようなものではない。
- 伝えたい人にミーティングで説明できるため、資料の一人歩きは想定していない
- とはいえ、ミーティングに参加しなかった人が資料だけ見る事は想定
デザイン4原則のうち、3つを抑えればOK。
- 整列
- 近接
- 反復
終わり。4原則の最後に1つ"強調"ですが、今回の前提資料ではあまり使わないなと思っています。なぜならターゲットが明確であり口頭説明で強弱をつけて説明できるから。あとこのレベルの資料なら"強調"って単純に赤文字で書けば終わりなことが多いと思います。4原則の中では一番応用的な要素のような。
3つの中でも"整列"が最重要
割合で言うと
- 整列:7割
- 近接:2割
- 反復:1割
くらい。整列と近接ができていれば、後はその通りの構成でスライドを作ればいいので、反復も実はあまり不要かと。
整列できていない例
画像持ってくるのが面倒なので文字で書きますが…。標準のスライドマスタを削除して自分で枠を配置する奴はだいたい整列できてないです。スライドをぱらぱらめくった時に、1スライドだけテキストボックスの位置が違ったり標準範囲外に画像が飛び出てしまったり…。
伝えたい情報をペタペタ張り付けた結果がこれ!という感じで非常に悲しい。
解決策:よいスライドマスタを作成し、それに準じて資料を作成してもらう
思うに、そういう人たちはPPTを"新規作成"から白紙の状態で作り始めて、自分でスライド作ってきた人なんでしょう。てことで、解決策は"会社側がよいスライドマスタを用意する","それを標準として使う文化を作る"だと思います。
幸い、弊社はスライドマスタはしっかりしているので、それを使わせるだけ…
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