yohana登録して1ヶ月くらいした感想

2025年4月28日

まとめます。

登録の動機

自分のニーズ

  • 一歳半の子供が4月から保育園に行きはじめ、5月から共働きになりそうなので、家事代行などのサービスを本格検討しようと思った
    • 現状、妻が専業主婦状態なので顕在化した課題はない
  • 掃除代行・料理代行は昨年末に1回ずつ試して感触が分かったので、次はyohanaを試そうと思った
  • 日々の生活に追われてルーティーンをこなすだけになっている、と感じる時がある
    • 「やりたいこと」「理想の生活」を思い浮かべても、そこに到達するプロセスを調べるのが面倒
    • こういうものを丸投げする先が欲しかった
    • 一方、ChatGPTを使いこなしているので「○○を調べる」までブレイクダウンされれば、その先は得意
  • 自分の目標管理
    • 目標を人に宣言し、管理してもらいたい
    • AI/botに宣言するのでもいいが、自分が設定しているのでむなしい。
    • 人間に管理してもらいたかった
  • 総じて言うと、どちらも自分でやろうと思えばできる事だが、MPが足りない
  • AI/botに依頼するにも詳細な条件設定が必要だったり、そもそも自分でAI/botを設定するのでセルフチェックになる

好奇心

  • 自身がプロダクトマネージャーでありYohanaのマーケティングがすぐれているな、と思ったので、サービスの実態を知りたかった
    • 米国発サービスでPanasonicの子会社ってどんな体制?みたいな興味もあり
  • 自社がBtoB向けのサポートサービスをやっているので、サポートサービスを受ける側の気持ちも知りたかった
  • 生成AI業界ではAIエージェントがブームで、yohana自慢のネットスーパーかご入れ代行もAIエージェントで出来る(予定)である。yohanaを使う事で、未来のAIエージェントの利用感が知りたかった

yohanaへの期待

  • 自身が"思ってても出来ないこと"をできるようにしてほしい。人生を拡張してほしい
    • 家事代行や料理代行のように、自身がやるべき自明のタスクを代行してくれるのも助かるが、本質的に人生が拡張されることにはならない
    • 「こういう生活がしたいなぁ」というふわっとした思いを形にして実行まで持っていけるような支援を期待したい
    • 「目標管理」なんかはそんな感じの期待があり、Yohanaにサポートしてもらうことで自分一人では達成できない目標を達成したい、的な。コーチング的な。

以上、ここまでは最初のガイドコールでお伝えした記憶あり。

で、以下がyohanaを使った感想なのですが、yohanaを契約したタイミングでChatGPTのo3がリリースされ、こいつがめちゃくちゃ賢いので所々でChatGPT o3との比較になってます。

目標管理

  • ジョギング2週間で○kmする、という目標を立てて、定期的にリマインドしてもらった。
  • 思ったよりいい体験だった。yohanaに管理されることで"返報性"が発生し、達成したい!という気持ちになった
    • こんなものはカレンダーのリマインダーで設定できるが、自身でリマインダーを設定しても"返報性"は発生しないし無視できる
    • 5人1組になって目標を達成するアプリが流行ったが、それもyohanaと同じように人に宣言することで"返報性"的なものが発生するのかも?
  • 走った実績を都度yohanaに言うのが面倒という課題が発生
    • ジョギングのログをインターネットに公開すればyohanaで確認できるが、全公開しつつ走った地図=自宅の住所を隠す設定を探すのに苦労した
    • この作業をやってる途中に「ChatGPT o3のタスク機能を使えば、ネット上に公開されたログを確認してリマインダーを仕掛けられるな」と思ってしまい、yohanaの価値が毀損された気持ちになった
      • ITでコネコネやり出して解決を目指すと、yohanaの本質的な価値から離れてしまうな…と思った
      • 自分がエンジニアだからできるけど、出来ない人はそうでないかもしれないけど

料理提案

  • 依頼すべきTodoがなかったので、yohanaポータルに掲載されていた春キャベツのおすすめレシピを探してもらった
  • まだ調理していないが、提案してもらったレシピはよさそうで満足した
    • 自分がネットで探してもレシピが多すぎて決められないが、yohanaに提案していると"これを作ればいいんだな"と腹落ちする気持ちになった。選択肢が絞られた。
  • 不満なところ。レシピを作るために食材を用意しなければならず、レシピサイトによって食材名が違う("キャベツ"と"春キャベツ")ので、名寄せしてもらったうえでスプレッドシートで表示してもらいたかったが、名寄せはしてもらったもののスプレッドシートへの記載はしてもらえなかった。代替案として"提案"の中でテーブル的に書いてもらいたかったがうまく伝わらなかった。
  • 規約上、レシピの転記はNGだったので、自身でレシピを確認しなければならなかった。
  • ここで気づいたのが「提案されたレシピをChatGPTにURLを投げて、食材名寄せしてスプレッドシートにしてもらい、レシピの手順も転記してもらえばいいのでは?」と思い、ChatGPTとやり取りしたら簡単にやってくれた。
  • アウトプットはChatGPTにたよったが、初速については自分でレシピを選んで決定する、という意思決定力を使うタスクを省けたのでよかった。また"返報性"の原理により、提案してもらったレシピを作らなきゃな~という気持ちはまだあります。
    • そういう意味では、yohana視点でのtodoは完了かもしれないが、俺の中のtodoはdoneではないので、そういったステータス管理が出来ると良かった。後述する旅行提案もyohana視点では完了しているが、旅行自体は完了していないので、そういうステータスは欲しいっす。

ゴールデンウイークの旅行提案

  • ゴールデンウィークにどこか行きたいね、という話題がありつつ動けてなかったので、yohanaに丸投げしてプランを作ってもらった
  • yohanaがなければ旅行に行けてなかったかもしれなかったので、非常に有効なyohanaの使い方だったように思える。
  • 前述したように、Google検索しても候補がありすぎて決められない所を、yohanaが決めてくれた
  • ChatGPTに同じように依頼して決められたか、というと「どうせこのAI、みんなに人気の所をレコメンドしてるんじゃないの…?」と疑念がぬぐい切れないので、その点yohanaは絶対この手のtodoは得意であるという信頼があったので、素直に従えた気がする
    • "ファミリーコンシェルジュ"ブランディングがよい、というのもあるかも。

大人4人子供1人での懇親会

  • GWの終わりに懇親会を予定しているので、条件を指定してyohanaに依頼した
  • おそらく適切な店を選んでくれるんだと思うが、依頼して3日経過しても返答がないのでそこは不満
    • 注:yohanaの標準SLAは依頼から1週間以内の返答であり、指定すればそれを前倒しすることも可能。今回のtodoは最初から「4日後に返信する」と返事があったので、yohana側に悪い点は何もない
    • しかし掘り下げてみると、1年ぶりに合う友人との食事であり素早く対応したい、GWの終わりの予定は早めに確定させたいな、と思い、よく考えたらもうちょっと早い返信を指定すればよかったな、と思った。
    • 割とエスパーな期待とは思いつつ、yohana側から「↑を考慮して早めに提案しますね」と言ってくれれば神だと思った
    • ここで自分でChatGPTで調べ始めたら負けなので、yohanaからの提案を待ってます。

yohanaのバリュー

意思決定代行(orサポート)・予約代行(含むかご入れ代行)かな、と思います。単純な調査やドキュメント納品はChatGPTに勝てないので、そういう所はむしろyohanaの裏側でChatGPTを使ってもらいつつ、yohanaならではのバリューを出す部分に注力してもらいたいなと思います。

自分が運営するBtoBのサポートサービスも「なぜお客様はGoogle検索せずにカネを払って我々に質問するのか?」というのをよくメンバーとディスカッションしています。

その他

  • アプリのUIは美しいんだけど、(android端末で)通知があって通知をクリックすると完了済みのtodoに移行するとか、前回までのキャッシュが残っていて1テンポ遅れて更新分のメッセージが表示されるなどで、UXは微妙かもしれない。
  • あと、レシピのtodoでスプレッドシートに書き込むのはNGだったが、せめてスプレッドシートにコピーしやすいフォーマットで出力するとか、ChatGPTのいいところは取り込んでほしい。
  • 自分が体調不良の時は、yohanaを全く活用できないのは課題だと思った
    • そもそも新しいことをやる気が起きない