ANAPocketをやめて人生を豊かにする
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ANAPocketをやめた
ANAPocketを約1年半ほど続けていたが、2025年4月でやめた。アプリの広告視聴に時間がかかる一方、得られるマイルが少なく、面倒になったのが理由。
ANAPocketとは、移動や歩数などのアクティビティデータを活用してポイントを貯めるサービス。広告を視聴することでポイントを貯め、それをマイルに交換できる。「スキマ時間でのマイル獲得」という手軽さはあったが、次第にデメリットが上回った。デメリットは以下。
ANAPocketをやめた理由
広告を見る時間がムダ
1回の広告視聴で手に入るポイントは50pt~100pt程度である。1000ptを7マイルとして換算すると、広告1回あたりの価値は0.35マイル~0.7マイルほど、金額にして0.7円~1.4円程度にしかならない。1分あたりに得られる報酬を考えると、最低賃金以下の計算になる。さらに月額課金が500円必要で、仮に1か月で100,000ptを稼いでも、マイル換算のおよそ1,400円のうち1/3が課金に消える計算になる。
精神衛生上マイナス
広告視聴が大前提となるため、移動前に広告を見ることを常に意識する必要があり、忘れたときにストレスを感じる。また、アプリがうまく移動を記録してくれないことがあり、そのたびに「せっかく広告を見たのに…」という気持ちになる。移動距離が足りずにポイントを取り損ねるケースもあり、地味に精神的負担が大きいと感じた。
元々は良アプリだった
元々、1回の広告視聴で500ptが得られたり、長距離移動だと2,000ptを超えるような報酬がもらえることもあった。長い移動をするたびにポイントを貯められるので、ウォーキングやジョギングのモチベーションにもつながっていた。しかし、後述する改悪によって報酬率が大きく下がり、魅力は薄れていった。
改悪後
アップデート後は、長距離移動でもらえるポイントが激減したため、自分にとっては続ける意義があまり感じられなくなった。スキマ時間の活用としては便利かもしれないが、手間やストレスを上回るだけのリターンを得にくくなったのがやめる決め手になった。
やめてからの生活
毎日のようにANAPocketの広告を視聴していた時間がなくなり、余裕が生まれた。毎日30分~1時間近くのアプリ操作が必要だったが、その時間をほかのことに当てられるようになり、快適。最初はポイント獲得による楽しさもあったが、結局のところ改悪や手間の増加によって負担が大きくなり、やめて正解だったと感じている。最終的にはそこまでお得なアプリでもなかったので、もし迷っているなら同じようにやめるのも1つの手段かな、と思う。
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