アウトプットが得意ではない、と気づいた件について
言いたいことまとめ。
- 私はこのブログを20年(!)くらい続けている事もあって、アウトプットをするのが得意だと思っていました。
- しかし、実際には「アウトプットが得意」というのは正確な表現ではなかった
- 体験した出来事を自分の中で咀嚼・理解・再構築し、文章を書く(アウトプットする)のは得意
- しかし、テーマを与えられ、それについてアウトプットするのは苦手だった
- 結論:与えられたテーマについてアウトプットするのはその前にインプットする必要があり、それが苦手だった
- 対策として、クリエイティブのルーチンワーク化を検討する必要がある
- 模索中だが、アウトプットに必要なインプットを効率的・過不足なく行えれば理想である
終わり。以下詳しく。
Contents
自分がブログなどでアウトプットをするプロセスを振り返る
私はブログやSNSなどでアウトプットが無限にできると思っているし、多少は読み手の事を考えたアウトプットもできる。ただ、以下のような出来事が重なり、自分のアウトプット力に自信がなくなった
- アウトプットが得意な人、と目をかけてもらって「こういったテーマで書きませんか?」と打診された時、テーマについて書くのは苦労した
- 会社で自分が詳しくないテーマでプレゼンを依頼され、シナリオ作成に苦労した。
- 昔、詳しく調べた内容をまとめようと思いブログを書き始めたが、テンションが上がらない。
こういったことがあると「自分はアウトプットが得意だったはずだが…」となり、試行錯誤した結果、自身がアウトプットするためには強烈なインプットが必要なのだ、と気づいた。
1.インプット
一番わかりやすいのは、許せない事、強く思う事、心を動かされたことなど、強烈な体験が発生するのが良いインプット。あるいはクリアに頭で理解し、誰かにそれを教えたい(教える、纏めることで自分の学びにもなる)時も良いインプットと言える。
2.租借・理解・再構築
インプットしたものを冷静に考え、読み手や情報を伝えやすい人に分かりやすく再構築する
3.アウトプット(文章化・図解化)
再構築したものを、文章や図で具現化する。
※ 3つのステップの中で一番得意
自分がアウトプットが出来ない場合、1.インプットで躓いているケースが多いように思われる。
なおこの気づきはここらへんのブログを読んでいる時に気づいたもの
ストーリー性のあるプレゼン – id:onk のはてなブログ
※ このエントリ中で直接の言及がないので、別のブログだったかもしれない
対策
インプットが苦手と分かったが、これは自分だけではなく素人なら誰でもそうだと思う。プロのライターやプレゼンターは、与えられたお題に対してアンサーが出せる。依頼元が望み、書き手が望むものを提供できる。
素人は自分の経験、見えてる範囲しか書けない。これは自分が上記の経験で実感した事である(自分用メモ的に書くと、tobuyの副業や文章を書くイベントに参加したこと、会社プレゼンで実感)
対策だが、プロであってもアウトプットのためにはインプットが必要であるため、自分もインプットからは逃れられないと思う。
自分が考えるに、プロが専門分野外でも苦も無くアウトプットできるのは、以下の2点かなと思う。
- そもそも普段からインプットをしていてストックの数が多い
- アウトプットに必要なインプット量を効率的に集められるスキル
1については普段から意識するしかないが、依頼されたテーマでストックがなければそこでインプットをするしかない。2のように、プロみたいに最初から過不足なく効率的なインプットなど不可能なので
- 十分すぎるほどインプットをする
- アウトプット中で疑問があったらインプットに立ち戻る
- 最初からインプットに時間がかかると見積もっておく(これが一番重要な気がする)
ことが大事かな、と思う。
クリエイティブのルーチン化
ここでいうクリエイティブとは、スライド作成とか文章作成、動画作成といったアウトプット業務を主眼にしているが、もしかしてプロジェクト計画や要件検討とかもそれに入るかもしれない。
※ 逆にシステム構築は、非クリエイティブ作業と考える
社会人経験も長くなり、いろんなクリエイティブ業務を行ってきたが、文章作成のように元々好きだったから上手くできていたけど、切り口を変えられると苦手になるものや、動画作成のようにたまにしかやらないからその都度やり方を思い出しているものもある。
ここら辺を効率化出来れば、作業時間の効率化・クオリティの向上が見込める。まぁ数年に1回レベルのものはそこまで突き詰めなくてもいいが、文章作成のように頻度が高いものは、今回のように言語化していい意味のルーチンワークとして効率化・クオリティの向上を図っていきたい
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