2022参議院選挙雑感
安部さんの一件があったから、じゃないけど、注目してたので感想まで書く。
参政党
いろんなメディアの報道を見る限り、議席を取ってもおかしくないとは思ってた。主張としては各国で流行っている右派でコメントの必要もないけど、選挙に行った事がない人や政治を諦めていた人を取り込んでいた、そこだけはよかったと思う。
新興勢力「参政党」 国政政党目指す戦い 初の議席獲得が確実 | NHK政治マガジン
この党の主張は非科学的だけど、ワクチンでの健康被害が0ではないのは事実かつ現政権やマスコミがそこを掘り下げずに来ているのは事実なので、議論が発生する事はよい事。
しかし、見せようによっては結構いい感じの主張が出来そうだから困るな。
- 「ワクチンの健康被害、0じゃないですよね!」
- 「なんで報道しないんですか!」
みたいな。まーどっちにしてもネットを歩けば参政党信者、みたいになるとしんどい。議論しても無駄だし(ネットで対抗勢力と議論するのは無駄である)
意外と国民の5%~10%くらいが支持する政党になっちゃうのでは?と思うのと、ある程度規模が大きくなって主張がまとまらなくなると瓦解するのかな?と思って見てる。
共産党・公明党
この先10年の行く末が怪しい党。
どちらも組織票が固そうな党だけど、もう昭和の党なのか。共産党は街頭でビラ配ってる方々もご高齢なのでお察しだが、匿名ダイアリーの公明党ブログによると、創価学会も高齢化が進んでいて、二世の人は積極的じゃない様子。
10年後になくなりはしないけど、今の社民党みたいに「いたっけ?」みたいな党になって、影響力は小さくなっていくのかな。
立憲民主党
弱すぎワロタ。まぁ大した議席も持ってないのに「野党第一党」として与党の政策に反対し続け「結局君らじゃなんもできないジャン」ってのを感じられちゃったんじゃないでしょうか。
とはいえ、議席数が少ないのに「野党第一党」と持ち上げられる立ち回りはどうすりゃええねん、と思ってしまうし難しいんでしょうか。っていうか、維新とか参政党みたいに「攻め」とか「勢い」の姿勢が見えないと厳しいよね。ちょうど維新に比例で負けたことだし、野党第一党の立場は譲ってゼロからの出発されてはいかがでしょう。
国民民主
こんなもんか、って感じ。とはいえ、10代20代からの支持率が高い、ってのは希望じゃない?高齢者と違って人口少ないから表に繋がらないのが悲しい所だが、不祥事起こさない議員を揃えつつ10年20年と続けりゃいいのかもね。つーか自民が盤石過ぎて10年20年単位で成長を考えないとダメよな。今から会社立ち上げて東証プライム目指す、って感じで。
自民・維新
ふーん、って感じ。
比例
向山 淳さん、村田 享子さん、竹詰 仁さん
比例は何人か注目してたんだけど、こちらの新人3名について。
向山 淳さんはキャリア的に有名そう、自民から出馬、「自民党を使い倒す」というスローガンが小泉元首相と被ってもっと票を取れるかと思ったけど、現時点で20,000票ちょいで下位に沈んで落選。
村田 享子さんは向山 淳さんと同じくらいの年齢で立憲だから厳しいかな?と思ったけど120,000票を集めて当選。竹詰 仁さんは230,000票を集めて国民民主の比例第1位で当選。この2人は村田さんは基幹労連、竹詰さんは東京電力労組がバックについてるので強いと思っていたが…。
結論、組織票って大事だねと思いました。
個人的には向山さんみたいにどこかの組織としがらみなさそうな人に頑張ってほしいんだが…。
赤松さん
たくさん票を取れて良かったです。
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