新型コロナウイルス(SARS-CoV-2(2019-nCoV))の7/3状況

2020年8月4日

感染数が増えてきたので、このブログ記事シリーズが帰ってきました!!!!

ここ1か月について

GW明けから感染者数は下火に。宣言は解除されないものの、徐々に雰囲気が緩み出し、6月中旬に解除された時は一部を除いて完全に元に戻りつつあり。

しかし5月下旬くらいから実は感染数が再増し、それが明らかに出てきたのが6月の下旬。

ひとまず都のグラフを貼り付けておきます。

日々の値は上下しつつも、7日移動平均線はずっとプラス。当初はPCR検査の数を増やしたからとか、夜の街を集中的にやってるから、とか言い訳が立ちましたが、100人超えるとその言い訳も難しい。ちなみに埼玉や神奈川にも広がりつつあります。

新指標の数値も貼っておきますね。

※ 海外の状況はよく見てません。ひとまず応援してます…。(集団免疫獲得するかな?)

今後の注目ポイント

感染者数予測

2週間以内に300人/日を超えるのは確実。もしかして1か月後には500人/日になってるかも。というのはですが、この増え方が第2波と呼ばれていますが、第1波の時は100人超えの3日後、4月7日(火)に緊急事態宣言が出て、そこから徐々に飲食店などが休業に入っていきました。私の記憶だと、(日本人らしく)一斉ではなく世間の声に押されて、という感じでしたが、4月中旬くらいにはほとんどのお店が休業していたイメージ。もうちょっと言うと、鳥貴族などの大手チェーン店は4月4日(土)から休業していた。とにかく、4月上旬~中旬にかけてお店が閉まっていって、5月上旬にピークアウトしました。

一方、今回はどうか?感染者数は増え続けているのに政府の引き締めが鈍いのはともかく、店舗側も休業する動きは見えない。免罪符として「ウチは対策してるし、大丈夫っす!」で突き通したいでしょう。いや、そりゃそうだなって思いますし、この時点で再休業を決めたら意識の高さにはびっくりするけど、お店側としても耐えられないですよね。給付金、出ないし。

SNSを見ていると「政府は早く休業要請を」という声が多いですが、実際は、世間の声が休業要請に傾くと困る、という人が多いでしょう。つーかもう経済団体がロビー活動してると思う…。

政府も「緊急事態宣言を出しても、休業要請する業種は限る」と言っていますし、宣言が出たとしても、すぐには収まらないでしょう。

感染者の年代

第1波と違うのが、感染者の年代。今回は若者が多く、重症化しない人が多いみたいです。これが感染拡大という意味でいいのか悪いのか、ですが…。正直、良く分からんです。若者が多い方が重症化しづらいから死者は少ない、けど無症状で感染を広めるから、水面下の感染者は増える。けど、無症状が多いから表面上の感染者は増えない?

6割に感染すれば免疫ができるので、若者はとっとと感染して集団免疫に貢献しよう、という考えはあるが…。

政府が指示すべき内容

4月みたいな休業要請をすれば感染者数は抑えられるが、お店も潰れるし市民の納得感もない。てことで私の考え。

夜の飲食店だけじゃなく、昼の飲食店も厳しく対応する

キャバクラなどがやり玉に挙げられてますが、リスクという意味では昼にサラリーマンが狭い場所でしゃべりながら飯食ってる飲食店も同等かと。というか、人口でいえば、昼の飲食店を利用している人の方が多いので、まずここをテコ入れすべきでしょう。

在宅勤務を推奨する

在宅出来るのにやってない企業があるとのことで、こういう人たちは在宅にして出社必須の人たちを守るべきでしょう。出社すると同僚でメシ食いに行っちゃったりするのもよくないしね!

図書館や映画館、演劇などはOK

満員電車で感染が広がらないことは事実より証明されているので、人がぎゅうぎゅうでもしゃべらなければ大丈夫。なので、みんなが静かにするような場所はOKにしちゃえばいいと思います。

まとめ

賢者は歴史から学ぶが、愚者であっても経験から学べるので、第1波の経験を考慮して、なんとかお願いしたいです。というのと、この感染症、やはり完全に抑え込むのは難しいので、うまく調整しながら付き合っていかないといけない。そういう意味では、日本人のゼロリスク信仰を覆すにはいい機会かもしれません。

いや~1か月後どうなってますかね。

いつものグラフ

過去の記録