新型コロナウイルス(SARS-CoV-2(2019-nCoV))の5/28状況

興味が薄れたので1ヶ月くらい書いていませんでしたが、この機会なので定期的に書き留めてます。過去の記録は一番下に。

ここ1か月について

緊急事態宣言は段階的に解除され、人の動きが再開している状況。新しい生活様式なるものが叫ばれるが、無理やりリモートワークの会社は緊急事態宣言の解除と同時に通勤を再開している様子です。

今後の注目ポイント

日本の第二波について

第一波の収束は4月下旬時点である程度予測できたものでした。強制力もなく保証もない自粛でしたが、ニューヨークのようにならずに済みました、と。ここからの注目ポイントは人の動きが復活した後の第二波。

市中感染者は3月中旬と同水準。3月中旬と同じ行動様式ならば感染が広がるのですが、現在はマスク装着・コンビニでは飛沫防止のビニールなどなど、3月中旬とは比べ物にならないほど衛生意識が高まっています。

この状態で基本再生数が1以下になるのか、それとも増え続けてしまうのかは注目。

スウェーデン、米国の動き

もう一つは感染拡大の抑止をあきらめ集団免疫を目指す国の話。

8割おじさん・西浦教授が語る「コロナ新事実」 | コロナ戦争を読み解く | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

現状、ニューヨークでは市民の35人に1人が感染済みとなっています。陽性と判定された人でこれくらいなので、実際には5倍~10倍くらいの感染者がいるとすると、7人に1人(14%)~3.5人に1人(28%)が感染済みとなる。ペースは鈍化しているとはいえ2か月経過してこれくらいなので、あと2,3か月経過すれば集団免疫獲得の基準となる60%までは到達する。

こうなった時に感染ペースが鈍化すれば、新型コロナウイルスは集団免疫獲得による予防が可能、となるし、鈍化しなければ再感染する病気、となる。とはいえ、NYで陰性の人が再陽性になった、って話をあんまり聞かないから、一度感染すれば(現状では)2回目の感染確率は少ない、と言えるのではないでしょうか。

もちろん、今年の冬になって別の型のコロナウイルスが流行る可能性もあるので何とも言えませんけどね。

個人的な思い

思ったよりスムーズに日常に戻りつつあるな、と思ってます。個人的にはこの状況が1年くらい続いて、昔の生活を完全に忘れるくらいの徹底的なマインドチェンジが発生してほしかったけど、この調子じゃ通勤電車も対面文化もなくならなさそうです。リモートワーク文化も終焉か?

患者数が増えたり死者数が増えるのはまずいけど、コロナをきっかけにいい方向に変わるチャンスはもうちょっとあってもよかったかな。

いつものグラフ

過去の記録