新型コロナウイルス(SARS-CoV-2(2019-nCoV))の4/15状況

この機会なので、定期的に書き留めていこうかなと思う。なお過去の記録はこちら↓

ここ2週間(4/7~4/14)での進捗

特に新しいニュースはない。なのでこのブログを書くモチベーションもあまり上がらなかったw 緊急事態宣言後の動きを書くと、宣言に先駆けて休業していたお店が多いので宣言前後で劇的に街の様子が変わる、といったことはなかったです。

あと、後述するけど感染者の数が爆発的に増加する状況ではないが、企業での在宅勤務は加速しており「パンデミックになって痛い目を見てから、反省して行動を変える」というシナリオじゃなくても大丈夫そう。これは右に倣えの日本人的気質がいい方に転がったか。

コロナから生還した人の割合で死亡率を比べないと意味がない?

前回のブログで「日本人の死亡率は少ない」というような事を書いたが、あれは誤認だった。現状の死亡率は死者数/感染者なのだが、感染者数は感染して間もない人もカウントされる。その人たちが生還するか亡くなってしまうかはまだ分からないが、死者数/感染者の計算だと分母だけが増えていってしまう。

最終的にはこの騒動が収まった時に「総死者数/総感染者数」で見ないと意味がないし、今なら「死者数/退院者数」で見ないと意味がないなと思った。その計算だと、日本での死亡率は15%。おいおい。まぁPCR検査が間に合ってないことを考えると実際の感染者数はもっと多く、死亡率も低くなると思うが。参考までに韓国では7534人が退院、222人が死亡、ということで死亡率は2.8%です。

PCR検査はもう限界?

1週間前のブログで、1週間後は以下のどちらかのパターンになると書いた。

  • パターンA. 自粛/緊急事態宣言の効果があり、1日の感染者数は減少傾向となる
  • パターンB. すでに手遅れでパンデミック

今のところの感染者数推移だとパターンBとはならず、ただパターンAとも言えない状態。ただこれはPCR検査が間に合っておらず、実際に感染者が増え続けていても見かけ上の感染者はもう打ち止め、という話もある。この場合どうなるかというと、コロナウイルスにおける死者数で実際の感染の広がり具合を確認するしかない(死者数は正確だ、という前提に基づいて)

タイムリー(?)に、4/14は初めて死者の数が20人/日を超えてくる。数字が好きなマスコミも、感染者数が増え続けなければ死者数に焦点を合わせるので、死者数が新しい指標になるでしょう。

経済の再開

ここ数日、ピークを越えた欧米諸国では「経済の再開」というキーワードが政治家 = 資本家から発信されるようになってきた。実際に、いつかは経済を再開させなければいけないが、資本家がどこまで考えているのか?工場や金融など、お金の大きい場所だけ考えて、街の飲み屋さんやライブハウスは無視なのか?一方、医療側としてもどの程度OKを出すのか?難しすぎる綱引きだなと思います。

いつものグラフ