視力1.5の私が谷町眼鏡店で目の悩みを解決する

一応断っておくと、目が悪いわけじゃないんです。むしろ両目1.5。これまでメガネ屋との縁はナシ。それでも「スノーボーダー御用達の眼鏡店」と聞けば、一度は行ってみたいじゃない。スポーツの際の目の使い方のアドバイス、スポーツビジョンアドバイスを期待して伺ったのでした。

衝撃の事実。視力1.5でもいい目ではない。

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簡単に言うと、現代社会に生きる以上、視力が高くても目が疲れるだけとのこと…。PCのモニタを見る時、何か書類を見る時、近くを見るために目で調整をするのですが、この時視力がいい = 遠くを見るための目であれば、調整のために目の筋肉をより多く使うことになる。逆に元から"近視"の目であれば、ラクに見ることが出来る。
目の筋肉を調整するための神経は、肩や腰の筋肉をコントロールする神経と共通であり、目を調整するために神経を使う = 肩こりや腰痛に繋がる、と…。
レーシックで失敗するパターンもこれで、元々視力の低い人がレーシックで2.0とかになると、楽に近くを見れていたのが目の調整が必要になって、しかも調整に慣れていないから元々視力いい人より何倍も疲れてしまう→肩こりで悩まされたりする。だから遠くを見る仕事の人(トラックドライバーとか?)はともかく、デスクワーク中心の人は慎重に考えたほうがいいとのことでした。
とはいえメガネ生活から開放されたいという気持ちも分かるので、もしレーシックするなら1.0くらいに抑えるようにするとまだマシとのこと。

視力の"数値"が高い = いい目というのが思い込み

肝心のスポーツに関する話です。
これも実は"視力がいい人"より"視力が悪い人(0.5~0.8くらい)"の方が有利の様子。自分自身で体感したんだけど、裸眼で視力が"いい"状態と矯正メガネで"少し落とした"状態だと、後者の時の方が運動能力は高かった。
具体的にはメトロノームの先に文字板をつけて動かした時、視力が"いい"状態だと残像まで見えるが文字が見づらい。逆に視力を"落とした"状態だと、残像が見えず情報量は"いい"状態に比べて少ないんだけど、文字の読みやすさは"いい"状態に比べて読みやすい…。
つまり視力がいいと情報量が多く、いろいろと頭を使って緊張する。筋肉も硬くなる。視力を落とすと、必要な情報に集中できる、という理解かな?じゃあ視力がいい俺は視力が悪くなるメガネかけてスポーツすればいいのか?というと、生まれ持った目を調整した時点でパフォーマンスが変わってくるので、そんなに単純なものではない様子…。
理解としては視力が良くないからこそのメリットはある、という程度がいいかもしれません。目のスペックとしては近距離対応の0.5~0.8くらいの視力+遠くを見るときはメガネで調整、が最強らしく、確かに…と思いました。

専用メガネ作成

じゃー視力1.5の僕がこれ以上何すればいいの?と相談した結果、PC作業をする時に使うメガネを作ってもらうことになりました。最近流行りのブルーライトカットメガネをしていたので、仕事中にメガネかけるのは違和感なし。ちなみにこのメガネ、ブルーライトをカットした分、脳が睡眠状態に近くなるらしく作業の能率は落ちてしまうらしい。(家でネットサーフィンをする時にはおすすめかもしれないです)
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※ フレームは自由に選べるので、元々持っていたZoffのものを選択。
谷町眼鏡店では初診時に専用の機械で目のデータを取って、その人の目の特徴(ずれ、焦点の移動距離などなど…)と使う場面を考慮したレンズを作ってくれます。僕の場合、仕事がIT系ってことで週に50時間くらいPCと向き合う。この50時間をモニタを見るのに最適な眼鏡で過ごせば、週末に疲れを残すこと無くスポーツに集中できるじゃん!という考えです。
このレンズ、実は診察時に擬似的に体験していて、その後に視力を測ったら1.5 → 2.0にUPしていたという…。つまり近くを見る時にレンズのお陰で(目を調節せず)楽に見えたから、眼の調子が良くなった、という理解。

まとめ

スノーボーダー御用達って書いたけど、facebook見ると目の悩みを持つ一般のお客さんの方が多いくらい。目の質問だったら何でも答えてくれて、90分間じっくり会話していただけました。正直5000円は安すぎた。2013年開業で1年でこの評判だから、近場の人もそうじゃない人も一度行って話を聞くとめちゃくちゃ面白いと思います。
このエントリでは僕自信のことについて書いたけど、僕の理解が間違っていたり適切に説明できてない部分があると重います。何より目のスペックは個人個人で大きく違い、問題を解決するのに全く別のアプローチがありそう。ということで興味ある人は僕のブログにとどまらず、facebookでコンタクトを取ったり、実際に診察してもらって話し聞くのが一番いいと思います。ちなみに僕は半年に1回は通うつもりでいます。