バッチテスト二級感想

2011年1月30日(日)にバッチテスト二級を受けて(ギリ)合格したのでその感想を。場所は妙高池の平温泉スキー場でした。
### 感想
技術的なことは別の場所に書くとして。
いろんな人に「心配だ、不安だ」とか言いつつ内心絶対受かると思ってたけど、思った以上にギリギリでバッチテストならではの難しさがあった。
これが全部かな。
正直俺のレベルじゃ普通にやればバッチテスト2級は受かります。偉そうに書いたけどこれほんと。なんせ人生の滑走日数は09-10シーズン終了時点で 200日越えてる(※)。最近でこそパーク重視になったけど、初心者~中級者まではフリーランメインでパウダーやコブ斜面も滑ってるし、フリーランのレベル高めるためのレッスンも受けてる。一方バッチテストは、仮にバッチテストの練習ばっかりすれば滑走日数50日くらで1級も取れちゃうくらい。イントラの友達からも「やれば1級受かるよ」とはお墨付き貰っていた。
けどそれは「バッチテスト対策のために練習すれば」の話。
* 左右のターン弧を同じにする
* ターンの時に加重・抜重を見せる
など普段の滑りでは出さない動きを身につけるには練習して体に覚えされなければいけない。
実はバッチ二級はほぼ練習なしで合格しました。前日午前中にイントラの友達に見てもらいその後2,3本滑っただけ。午後はダウンレールハイクアップしてナイターでキッカー飛んでたんだから、そりゃもうふざけた野郎でギリギリ合格にもなるってもんである。
二級はそれでよかったけど一級に合格するためには滑りの精度を上げなければいけない。「滑ってください」を言われて70%~80%の確率で一級クラスの滑りを出せるようにするためには、2,3日は練習する必要があるだろう。50日も滑ってる人間が何を言うかという話だけどw シーズン中の2,3日を検定のために潰すのは正直惜しい。
### 一級に向けて。
二級止まりでは全く無意味なのは事実。しかし練習はしたくない。どうしよう…。そこで思いついたのは**スイッチフリーランを強化してフリー演技で加点を取る**ということだった。
説明するとバッチテスト一級では
* ショートターン
* ロングターン
* フリー演技
* エア
の4種目の総合点で合否が判定されるので得意種目で苦手種目を補えるのだ。俺の場合エアは得意だけどそれだけではショート・ロングターンで減点されたとすると合格に届かない。そこで目をつけたのがフリー演技。フリー演技ではショートターンとロングターンを組み合わせて自由に演技をすることになっているが、ここではグラトリを入れてスイッチフリーランで滑るとポイントが高くなるのである。エアとフリー演技の2つを得意種目にすれば1級合格は固い。
フリー演技に目をつけた理由として**スイッチフリーランが検定後も使える技術**であることも大きい。ショート・ロングターンが検定しか使わない技術なのに対してスイッチフリーランはキッカーでCAB・SWB系の技をするときに必要だし、なんといっても**ハーフパイプに必要不可欠な技術**。最近ハーフパイプでF3できるようになったはいいが、スイッチになったとたんに壁を登れずぴよぴよになるという事を繰り返していたので、検定を機会にみっちり練習しようと思う。
そう思うと検定のための練習も自分のためになる気がしてきた。どうせやるなら将来の自分に役立つ練習をしたいし、それで1級取れるなら一番いいと思う。
※ 屋外:157日・屋内:60日