骨折→手術→退院→復帰したので、これまでの状況を纏めてみる。

2/11に骨折して以来、
* 2/17 右ひじ手術
* 2/20 寝たきり解除
* 2/22 ギブス外してリハビリ
* 3/2 退院
* 3/6 完全にギブス外す
* 4/6 職場復帰
と順調に回復してきました。
### 右ひじの具合
右ひじは怪我する前とほとんど同じ稼動域に戻すことができました。まだリハビリ中だけど、仮に今の稼動域で固まったとしても全く問題ないくらい。
具体的には伸ばしが0度近く、曲げが145度以上。一般人の曲げ角度は140度~150度らしいので、怪我したのに普通の人より良く曲がる、と。まぁ左が150度くらいなので差はでちゃったけど。手のひらを上に向ける動きはし辛いかな。おつり貰う時ちょっと厳しいくらい。
にしても、**運よくここまで回復した**って感じです。いや謙遜なしで。
まず、**怪我する3日前にスポーツ整形専門の病院を教えてもらっていたこと。**怪我したら行くわ~と言っていたのが、3日後に入院しているとは。おかげでみっちりリハビリできました。次に**担当医師の腕と判断。**医師自身も(そして僕の友達の医者も)難しいと言っていた頭骨の複雑骨折をボルトなしにほぼ元の形に戻し「骨がくっつくより稼動域確保するほうが重要」と、早くにギブス外してリハビリするよう指示してくれました。ここらへんがスポーツ整形病院って感じかな。
特にボルトを入れるかどうかは、実際に腕開けるまで迷ってたらしく、もしあの時ボルトが入ってたら再手術もあったし金属への拒否反応など出ていたかもしれない。つーか、それくらい微妙なら、例えば医師が調子悪かったくらいで「念のため」で金属入れられてたかも。ほんと時の運。
それでも、手術後は「曲げは120度くらいで、手のひらで顔を触れないかも」って言われました。それが145度まで戻ったのは、年齢とか体質とかいろんな要素があっただろうし、自分の力だとは思ってません。
ただ自分ではやれるだけのことはやった。退院してから朝晩30分風呂に入って筋肉をほぐし、その後30分指示された運動を愚直にやる。昼間もDVDやニコ動見ながら愚直に腕を曲げ伸ばしする。とにかく、悔いが残らないようにがんばった。あと「他の人と違って俺は絶対直る!」って思いながらやってましたw まー思うだけならタダだし、精神論は重要だし。最初っから120度までしか戻らないって思ってたら、145度まで戻ったかどうか。
### 腰の具合
とりあえずチャリ通は再開しました。けど、座ってると尻が痛くなったり腰に負荷がかかると"いやな感じ"はするかな。腕もそうだけど「いつになったら直るの?」って聞かれても困るんですよね。骨的に治ったとしても、ちょっとした痛みを「骨折したせいかも」と思ってしまったり。「問題ない」って心から思えた時が完治だと思います。
### 怪我した状況を振り返って
あの高さなら足から着地しても怪我してたと思ってけど、やっぱり**下手だったから怪我した**のかもしれない。というか、そう思った方がいい。リップ抜ける時に重心が高くなってまくられたのは確かで、ちゃんと足から降りてれば大丈夫だったのかも。足の衝撃耐性と腰の衝撃耐性なら、絶対足の方が強いもん。
### この骨折で得たもの
骨折って大変だ。周りで折れたとかヒビいったとか良く聞くので大した事ないだろうと思っていたけど、マジ大変でした。10日間も寝たきり生活だったし、2週間近く風呂入らなかったのも初めて。痛い思いもたくさんしたので、人間ドッグとかも耐性ついたかもしれない。
けど一番ビビったのは**退院初日に風呂入って貧血になった事**かな。ちゃんと歩けて外見上は大丈夫そうでも、身体の内部のことは自分でも分からないものなんだね。
とにかく、今回の経験で怪我すると大変・人間の身体は繊細ということが分かったので**毎日の食生活に気をつけつつ、早寝早起きを心がけたいと思います。**おっさんと言われようが、長い事若い身体を維持したいのだ。