丸善のシーリングファン「LFAR-29611」導入メモ

斜め天井・角型引掛シーリングという非常にハードルの高い環境にシーリングファン「LFAR-29611」を導入してみました。

■天井の取付金具の種類

天井の取付金具には

  • 角型引掛シーリング
  • 丸型引掛シーリング(Aタイプ)
  • 丸型引掛シーリング(Bタイプ)
  • 引掛埋込ローゼット(Aタイプ)
  • 引掛埋込ローゼット(Bタイプ)

の5種類があり、○○シーリングは耐加重5kg、○○ローゼットは耐加重10kgとなっています。普通の吊り下げ照明は5kg以下なのでどちらでも設置可ですが、シーリングファンの重量は5kg以上。ローゼットの取り付けが必須となります。

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リンク先の写真では見づらいですが、ローゼットはシーリングより一回り大きく、この一回り大きい部分に4本のねじ穴があり、ねじを通すことができます。つまりシーリング設置のためのネジ+外周部分の4本のネジ=耐加重10kgという計算になります。

…まぁ5kgや10kgといった数値目安で、実際は天井の環境に依存するでしょう。運悪く補強材がなかったり補強材が腐食していた場合、期待していた強度を得られないかもしれませんし、最悪照明が落下してしまうかもしれません。

ただこれは僕の推測ですが、こういう数値は最低レベルの環境に合わせる場合が多いのでほとんどの環境では5kg10kgの強度を得られるでしょうし、しっかり設置すればそれ以上になる、と思います。

■斜め天井対策

普通の天井ならローゼットさえ用意すればOKなのですが、斜め天井では延長パイプが必要です。

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僕は「LFAP-40071」を購入しました。これを利用すれば斜め天井でもシーリングファン設置可能です。なお上で、ローゼットの設置が必要と書きましたがこれは平天井の話。丸善の延長パイプを利用する場合、ローゼットを取り外す必要があります。ここらへん(商品がマイナーすぎて)電気屋が知らない場合が多いので、無駄金を使わないようにしましょう。

■設置する。

延長パイプはこんな感じ。

SANY0131ss.jpg

黒いゴムの部分を天井に取り付け、延長パイプを引っ掛けるように設置します。取り付けた写真はこれ。

SANY0133ss.jpg

SANY0134ss.jpg

4本のネジだけで8.6kgを支えるのでちょっと不安。カバーを被せると線が隠れます。

SANY0135ss.jpg

延長パイプとシーリングファンは角型引掛シーリングで接続します。

SANY0130ss.jpg

■設置してみた感想。

疲れた。電気屋は配線工事だけで帰ったので設置は一人。重いファン本体を持ちつつネジを閉めるのが大変!結局2時間くらいかかりました…。あと設置時に重さを体感してるだけあって、落ちてこないかちょっと不安です(そのうち慣れると思うけど)。もうちょっと軽いLFAR-29601やLFAR-29500の方がよかったかもね。

■ちなみに

付属の白熱電球は蛍光型電球に変えました。こっちの方が電気代的にお得ですよ。