「収納場所」を論理的に考察
※一人暮らしの1Kを想定しています。
- クローゼット
- 衣装ケース
- キャビネット
- 収納BOX
- その他いろいろ…
と見かけは多用だが「収納場所」を構成する要素は2つ。「アクセス性」と「体積」である。
体積は説明不要としてアクセス性は3段階に分けられる。
・アクセス良
手の届く場所、2,3歩でアクセスできる場所。
例:机の上、机の横の本棚、ローテーブルの上
・アクセス可
アクセス良よりアクセス効率が落ちる場所。しゃがむ、背伸びするといった動作を必要とする場所。
例:押入れの中、ベッド下のスペース、収納棚の一番上
・アクセス不可
一苦労しないと収納物が取り出せない。とてもじゃないが普段使いの収納には耐えられない場所。
例:家の外の物置、ベッド下のスペースのさらに奥(ベッドを剥がさないとアクセスできない)
使用頻度の高いモノをアクセス良の場所に置き、半期に1回使うようなモノはアクセス不可に保管するのが理想。
この考えはILM(情報ライフサイクル管理)に似ている。頻繁に使用する情報はアクセス速度の速いディスクに保存し、あまり使用しない情報はアクセス速度の遅いテープドライブに保存する、というやつである。
ということで
- 自分の保有物を分析し3種類のアクセス性を設定
- それぞれのアクセス性について体積を計測
- それに合った収納場所を作ってやる。
以上の手順で計画的に収納場所をコントロールするべきである。こんな感じ↓
アクセス性 | 保存対象 | 体積 |
---|---|---|
良 | 書類、筆記用具、CD | テーブルの上、本棚 |
可 | テニス用品、着る洋服 | 押入れ |
不可 | スノーボード、着ない洋服 | ベッドの下、衣装ケース2つ分 |
■収納上手になるための3つのコツ
- 収納術に頼らない
- モノ自体を減らす
- 実際に動く。
適当ですが。
収納術に頼る思考はモノが増えるの前提なのでいずれ破綻します。モノ自体を減らすのが一番確実です。僕が影響を受けたのは「捨てる!」技術 という本。根本から考え方が変わりました。ちょっと刺激が強いので、影響されやすい人は持たない暮らしをどうぞ。あとは部屋の中で数時間うんぬん悩むより、実際に設置してみた方がいいんじゃないかな。感覚的な部分は机上の計算じゃ分からないし、家具を動かしてる過程でアイディアが浮かぶこともあると思います。
以上、頭の中が収納術でいっぱいの僕でした。
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