どちらに住む?都心 VS ベットタウン

引越しをして二週間。また落ち着いてはないですが、ネット(光)が繋がる程度にはなりました。遅いよNTT。

ところで今回東京都港区→千葉県某市(ネズミ産業が盛んな町)に引っ越しました。「前の住居が東京都港区ってどんだけ金持ち~」というところですが、僕が住んでたのはコネ価格で家賃6万のふつーのマンションなので全く金持ちというわけではありません。(むしろ引越し先の家の方が家賃高い…)

ということで住居レベルは同じくらいですが、周辺環境は大きな違いがあるわけで。感覚を忘れないうちに双方の違いを書いておこうと思います。上京前の学生さん、社会人の方は参考になるかもしれません。

■都心のデメリット

「家賃が同じなら都心の方がいいに決まってる」というのは嘘です。つーか人によって違います。

・生活に必要な店がない
例えばイトーヨーカ堂がない。西友もない。100円ショップがない。食器やお風呂用スリッパ買うのでも一苦労です。近所にクリーニング屋がないのでコンビニのクリーニングを利用。帰ってくるのは3日後でワイシャツのクリーニング代は180円。ついでに最寄のTSUTAYAが2km先とか。スーパーがない。あっても激高い。

いや、ドラッグストアとカフェは無駄に多いんですけど。

・夜間工事が多い
これ、ばかにしちゃいけません。「こんなところに人が住むのが悪い」とばかりにバリバリ工事をするのでうるさくて窓も開けられません。また昼ではなく深夜に工事をするので、そよ風に当たりながら快眠というのは諦めた方がいいでしょう。また都心のマンションを選ぶときは、防音機能を確認しましょう。「近所の工事がうるさくて昨日は寝れなかった」なんてアホ過ぎます。

■都心のメリット

・治安がいい
23時くらいでも人がたくさんでにぎやかです。むしろ今人が多くてウザいから終電終わった25時くらいからジョギング始めようというノリです。終電終わってからも「ずっと警官のターン!」とばかり本気で見回りしてるので危険な雰囲気を感じません。また都心に住んでる人自体が少ないので、どろぼうさんのターゲットになりにくい気がします。

もう一つの都心の利点は歩道と車道の間に段差があり完全に分かれているということです。ひったくりに遭いにくい、見逃せない利点と言えます。

・周りに有名スポットがたくさん
テレビで紹介されていたあの場所まで自転車で5分とかそんなノリです。…だから行くかというのは別問題。東京に住みながら東京タワーに上ったことが無い人がたくさんいるのと同じです。

■ベッドタウンのメリット・デメリット

は都心のメリット・デメリットを裏返しにしたものとなります。静かで落ち着けるけど治安は悪い(少なくとも僕の住む町は。千葉県は治安悪いです。)夜出歩くのも気をつけないといけない。反面、生活必需品は揃っていて暮らしやすい、という所でしょうか。

■結論

好きなほうに住めばいいよ、という話です。僕はベッドタウンを選択しました。普段は部屋にいる事が多く、静かな環境がほしかったからです。週末にわざわざ電車で都心まで遊びに来るような人は、いっそのこと住んじゃえばいいかもしれません。

■余談

ここでいう「都心」は山の手線の周辺・内側の話です。山の手線から3駅離れるだけで雰囲気は全然違ってきます。また神楽坂や谷中など都心ながらベッドタウン並みののどかさを保った場所もあります。ようは選び方次第です。まぁ一番確実なのは小田急線や京王線沿線のおしゃれで閑静な住宅街なんでしょうね。高いけど。