「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」ちょい読み
本屋で立ち読みしてきました。画期的であるが、当たり前の事が書いてある本でした。
1.何が画期的か?
精神論ではなく具体的な「勉強を続けられる仕組みづくり」に終始している事。
2.何が当たり前か?
Web上での議論を読んでいる人ならうすうす気づいていることを纏めただけだから。
■感想
詳しい書評は有名ブログやAmazonで確認してもらうとして、ここでは上の2点について書きます。
啓発本を読んで「さあ、明日から新たな自分に生まれ変わろう!」と心を入れ替えても、1ヵ月、半年経って同じ気持ちでいるのは(普通の人間には)無理、とこの本では言い切ってます。ぶっちゃけ過ぎなのですが確かにその通り。誰もが啓発本を読み終わった瞬間には素晴らしい人間なのに、時間が経つと元に戻ってしまう。そうでなければもっといい世の中になっているはずですw
なら人間の継続力の弱さを認めた上で対策を立てよう、という現実解がこの本なわけです。
とはいえ、その現実解はネット上で既出の理論が多い。例えば「個人でWebサービスを作る場合は勢いが重要」って話。嫌でも何かを続ける仕組みがある企業と違って、個人のモチベーションは短期間しか持たないから。
またこの本では「テレビは時間当たりの情報の質が低い」「耳から入る情報を有効活用する」と書かれていますが、ネット上ではテレビは無意味という意見が大半を占めてますし、はてブでは英語のリスニング教材を纏めたページが何度もHotEntry入りしています。
とはいえ。「続ける仕組み」形式知として纏めたのは非常に意味がある。ネットでHTML/CSSの知識を断片的に学ぶより、ちゃんとした本で基礎から勉強するのがいいのと同じです。自己啓発エントリをブクマしまくってるにも関わらず実践できないあなたに今一番重要なのはこの本なのかもしれません。
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