僕が転職をしない3つの理由

この前海外から帰ってきた友達の歓迎会がありました。僕+別業界の友達でSIerの友達を出迎えるの図。その中で転職話になり、結構転職を繰り返してる別業界の友達は、前の会社はどうだったとか今の会社はどうだとか君らは転職しないの?とか聞いて来るんだが、僕とSIerの友達はどーも実感が沸かない。俺の事を言うと、今の時点では転職するかどうか迷う段階の前に居る感じだ。転職という選択肢が頭にないというか。それはSIerの友達もおんなじ感じだったなぁ。

で、家に帰って理由を考えてみた。

1.頂が見えない
やりきった気持ちになれない。学生の頃のWeb製作バイトは最終的には技術の進歩スピードと自分の知識吸収スピードとの追いかけっこに集約されそうだったので、技術をじっくり極めたいと思って今の道に進んだんだけど、今は高い山々が無数に連なる山脈にいる感じでいつまで登っても限界が見えない感じがする。

この業界に入ったときは、IT業界は広くて深い海のようというイメージでしたた。実際に業界に入る前と入った後のイメージの違い?

2.専門職である

半分は社会人経験値としても、もう半分は専門知識。いわゆる「コミュニケーション能力」が低い人が知識だけで幅を利かせられる事がいい証拠。なのでいきなり転職して0からスタートできるのか、という不安あり。その不安よりは今の仕事の知識を使わなくなってしまう方がもったいない感じかな。

個人的にプログラマというのは転職しやすい職種なのかも、と思う。業務で使用する言語が限られている=登る山が限られているという点で1.2.の問題はクリアされるから。

3.今の会社に不満がない

「他人の畑は青く見える」という言葉を考えると、今の職場は他と比較して「いい環境」だと思う。
つーのは転職をすると環境が悪くなる可能性が高い。それがリスク。


友達の話を聞いてて他の職種の転職とSEみたいな専門職の転職は違うと頭が固い発想をしてしまった。転職っつーのは現状に対する不満を感じる所から始まると思うんだけど、今の時点では特に大きな不満はないんだ。お前が居るのはぬるま湯だ!と言われると、そうかもしれないんだけど。

■うーん。

ここまで書いて思ったが、俺って転職関連の情報も集めないで(集めようとしないで)転職を否定してますね。食わず嫌いというか。自分の立ち居地確認+視野拡大のために、転職フェアに冷やかしに行ったり転職サイトに情報を登録する位のことはしてもいいかもしれないな、と思った。

■ちなみに

飲み会使った店は銀の月。きれいな個室の割に空いていたので気軽に使えそうです。まぁ美登利寿司その他強力店舗が近くにあるから仕方ないのかな。