文章を削れ。
仕事でベンダーとしての見解をお客様に報告する書類(1次メモ的存在)を作るときがあるのだけど、その時プロマネに言われるのが
「出来る限り文章を簡潔にしろ。むしろA4ペラ1枚に纏めろ」
ってことなんです。
つまり、報告書なんだから言い訳はするな。詳しいことも書くな。事実だけを分かりやすく書けってことです。…と言われ、自分の書いた文章を無理やり削って1枚に纏めることを延々やってるわけだけど、これが結構楽しい。最初は「せっかく詳しく書いたのに…」と思いながらやってたけど、構成前と後を見るとわかりやすさが全然違うんですねぇ。
自分はブログのエントリーも(最近そうでもないけど)長文だし、形容詞や補助単語を付けて文章にボリュームを出そうとするのが好きみたい。まぁその文章を「読みたい」と最初から思って読んでくれる人はいいけど、報告書を「読まされる」人に取っては簡単でできれば1分くらいで読めるような文章の方がいいんですよね。
ちなみに僕が文章を書くときには
- 形容詞を多重に付ける
- ～ですが、～という言い回しを好む。
- 文章が長文になる。
という特徴があって、例えば2番目めなんかは「～ですが、」の部分を削って分かりやすくするように心がけてます(対比を出してニュアンスを伝えるにはいいと思うんだけどねー)。
けどこの報告書テクを知ってもブログは長文の方がいいかな、と思います。無理に長文にする必要はないけど、報告書じゃなくて「読み物」だし何より自分自身好きなブログを読んでて「今回は長くて読みにくいな」って思ったことがあまりないので…。報告書テクを使った短文簡潔な文面も好きなんだけどね。そういうのは技術系のエントリーで使っていきたいと思います。