マイクロソフトに対する満足度調査とか
ちょっと前の話ではありますが、MSが(無謀にも)ベンダー向けに満足度調査を行っておりまして。
Microsoft – My Advisor MyAdvisor
ま、うちの会社もなにげにMSのゴールドパートナー(MS普及委員会)なのでこのアンケート答えてるはずなんですけども。結果としてはこうなってるようです。
1位 セキュリティに不満 419件 36%
2位 ライセンスに不満 222件 19%
3位 製品ライフサイクルに不満 190件 16%
4位 サポートに不満 174件 15%
5位 価格に不満 157件 14%
合計 1162件 100%
ということで。
自分としては、1位のセキュリティと3位の製品ライフサイクルについては特に不満はないなぁ。他のOSと比較すると安全とは言えないしセキュリティホールは毎月「重大」レベルのものが見つかってるけど、個人の場合ならWindowsUpdate、企業の場合でもSUSやMSBA使ってhotfixの管理をしっかりすれば特に問題はないはずである(ちゅうかそれ以上やりようがない)。
ライフサイクルについては以前と比べて新製品に目新しい機能が付かなくなったので、金払うの嫌ならアップデートしない選択肢もあるし。いまだにWin2000でも現役でいけるからね。
そこでライセンスですよ。
これが複雑。試験問題に出るほど複雑。
大企業の場合ボリュームライセンス契約で一発OKなのですが
中小企業にWindowsServer導入する時は、
よく考えて契約しないと後のコストがアホみたいに増えるもんなぁ。営業大変。
あとサポート。ぶっちゃけ知識はベンダーの人間と同じくらい?なサポート。
そんでもってコアな情報は教えてくれないサポート。
うーん、情報さえくれればサポートこちらで何とかするので情報下さい。情報。
ちょっとけなしすぎました。
一応いい所も言っておくと、このアンケートの中に
「製品が使いづらい」とか「機能が貧弱」といった声はないんだよね。
つまり「使いやすく」て「多機能」な製品をマイクロソフトは提供してるわけです(高いけど)。特にアクセス制御がキモの社内システム向けソフト(ActiveDirectoryとか)はそりゃーもう多機能すぎて設定間違えそうになります。けど便利よ。
ま、
Windows=私企業が開発・製品として販売
Linux=オープンソース・公共物
という性質上、Windowsのアクセス制御機能が優れてるのは当然なのかもしれない。Linux作ってる人からはそんな発想出てきそうにないからなぁ(Linuxに詳しくはないので間違ってたらごめんさない)。ということで、そんなクローズドな環境が得意なWindowsが公共性の高い事業に採用されるのはちょっと違和感があるんです。いや、使い方によるんだろうけど・・・。
と、まとまっていないので次の「公共性のある仕事」のエントリーに繋がっていきます。
年内に書く予定です(←長っ)
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