「SEを極める最強仕事術」、というSE本
「SEを極める」とくれば「50の鉄則」と言われるくらい有名な
SEを極める50の鉄則というSE本があります。
なので本屋で「SEを極める最強仕事術」って本を見つけたときも
「SEを極める」というタイトルだけで購入してしまいました。
というのは嘘で
表紙がカラフルで、中もカラーでページ数が少なかったから買いました。
だってさくっとカジュアルwに読みたいじゃないですか(←やる気ねぇ)。
そんな不純な動機で選んだ本だったのですが
思った以上に勉強になる本でした。
内容は
・図解 ・文章 ・タイムマネジメント
・コーチング ・会計 ・法律
の6つに分かれていて、それぞれ30ページくらいのボリュームな上に
とにかく身近な問題の解決策が具体的に書かれているのでスラスラ読めます。
50の鉄則が理想論に近い本だとすると
最強仕事術は、明日から使える実践本ってところかな。
元々この本を立ち読みして「タイムマネジメント」と「コーチング」の章が気になったので買ったのですが(ちゃんと中身も確認してます)この2つについては期待以上の内容でした。
特に「タイムマネジメント」の章はタスクの優先順位のつけ方について書かれているところはかなりのお役立ち。世の中ToDoリストで優先順位付けして仕事を管理している人は多いけど、それなのになぜ仕事がうまく回らないのか。その理由は深層心理の欲求により、タスクの優先順位が変わってしまうからなんですねぇ。
嫌いな仕事より、好きな仕事
難しい仕事より、易しい仕事
新しい仕事より、慣れた仕事
大事な仕事より、急ぎの仕事
事前に分かっている仕事より、突発の仕事
自分一人で行う仕事より、共同で行う仕事
※左より右の仕事を優先しやすい。
僕の場合もよくよく考えてみれば、不慣れで期限が遠いタスクと
すぐ終わって簡単なタスクがあれば、後者を優先するなぁ。
(その積み重ねで締め切り前になって焦ってしまうんだけど)。
しかし、深層心理のトリックを意識することで、客観的な観点から
今優先すべきタスクを選べる、というわけです。
この他にも実践的な記事がたくさんあって「SEを極める」の名に恥じない良本です。amazonのレビューを見ると「文章」の章もアツいらしいので、後で読んでおこう。
後は、読んだ後で意識して実践するだけだなぁ。
お、このブログで実践すればいいじゃん!
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