雨漏りは大変ですよ。
日曜、月曜、火曜と関東地方はずっと雨でした。
で、やっと晴れたので今日はいつもどおりチャリで会社に行って
普通に仕事をしていたのですが、
昼過ぎに総務の人があわてた感じでうちのシステム管理部にいらっしゃいまして。
「大変だ!雨漏りが・・・」
雨漏りか。久しくそんな単語を聞いてなかったなぁ。
「地下のサーバールームで・・・」
・・・?
ななにぃ!!
地下のサーバー壊れたら、メールデータその他もろもろ全部ぶっ飛んで
完全に業務がストップする。ということで、急いで地下室に直行しました。
地下室に向かってる途中で
(なんで地下室なのに雨漏りなんて起こるんだろう?)
と不思議に思ったのですが、着いてみてびっくり。真相はこういうことだったのです!
Windowsのペイントで3分で書いた絵をもとに説明すると、
地下のサーバールームに直接雨漏りしてたのではなく
壁の裏側のスペースに雨が漏れており、
それが積もり積もって図のような高さまで雨水が溜まっていたのである。
そこで、サーバールームの壁の中腹から水が漏れていたため、気がついたというわけである。
つまり、仮に水漏れに気づいていなければ、そのうち壁が決壊し
サーバールーム洪水⇒二重床下の電源系統崩壊⇒サーバーストップ
となっていたわけですねぇ。あはははは。
(※二重床というのはケーブル類をきれいに配線するために上げ底に設計された床の事です)
って笑い事じゃなくて、サーバールームで洪水なんて
SI会社の恥である。
ちなみにサーバー管理者のための資格試験、CompTIA Server+によるとサーバーを設置する場所は
・2階以上
・振動が少なめ
・人気がない
・室温15℃~25℃
・湿度50%前後
等の厳しい条件をクリアしないといけないのですが・・・。
(この前潜入したデータセンターは完璧だったなぁ)
と、今はそんなことも言ってられないので
メンバー総出で壁の上部に穴を開けて
そこから水を掻き出しバケツリレーwを行ってたのですが、
いつのまにか掃除のおばちゃんとか知らない人も手伝ってるし。
セキュリティ的に触っちゃいけない機材いっぱいあるんですけど_| ̄|○
ともかく、何とか壁の向こうに溜まった水を排除することが出来ました。
しかし問題はこれからの対処である。
今週の週末もまとまった雨が降るらしいし、
何より壁に穴が開いて風通しのいいサーバールームをなんとかしなきゃいけない。
ここは手っ取り早くサーバールームを増設する予算を勝ち取りたいところですが
現状じゃ厳しいだろうなぁorz
とにかく雨が降るごとに雨漏り当番を出すなんてことだけはやりたくないっす。
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