スチームボーイを見た

9月1日は映画の日。映画1本1000円でございます。

つーことでいまさらながらスチームボーイを見てきました!
ほんと今更・・・。

だって六本木ヒルズで21:00以降にやってるで面白そうなのが
これと華氏911なんだもんなぁ。
話題にもなるから華氏911でもよかったんだけど、
テレ朝の虎ノ門で井筒監督が

「映画なめんなよ!」

とバリバリ批判してたので、今回はやめにしました。
(虎ノ門の映画批評見てると、星の数はともかく自分と合う映画か合わないかだいたい分かりますね。)

続きはネタバレありの「スチームボーイ」批評です。

アニメーション:★★★★★
ストーリー:★☆☆☆☆
キャラクター:★☆☆☆☆

ということで、ぶっちゃけ超ツマンネヽ(`Д´)ノ でした。
まずアニメーションですがこれは素直に褒めたいと思います。
けど後の要素がむちゃくちゃです。

ストーリーの格子としては、
「科学は争いではなくて人類の進歩のために使うべきだ」
っていう(ありきたりな)テーマなんだけどこれが弱々。
つーかお前空飛びたいだけちゃうんかと。
複線も張ってるのか張ってないのか分かりません。
それでもキャラが立っていれば別にいいんだけど、
キャラクターがストーリに輪をかけてひどかったです。

まず主人公意思弱すぎ。自分でなんにも考えてないです。
「僕は未来をあきらめない」ってキャッチフレーズだから
主人公を中心にストーリーが展開するのかなぁと思ったのですが
単なる技術ヲタでしたね。
ラピュタのパズー的な役割を期待してたのになぁ。

主人公の親父さんも最後まで敵役でいてほしかった。
最後に主人公のおじいちゃんと協力するのですが、
そこで「私が間違っていた」ってセリフの1つでも吐けばいいのに
微妙な言い回しのセリフで、その後どこかいっちゃうし。

あと個人的にヒロイン(?)の女の子がウザかったです。

以上。
見終わった後になーにも残りませんでした。

アニメのクオリティに期待する人と、
イギリス好きな人にのみオススメできるかな。

がっかり_| ̄|○

(余談ですが前の席に座ってた人が「スチーム城はラピュタ、戦車はトルメキア軍、空飛ぶのもナウシカ、全部パクりじゃん。」と言ってましたが、そういう視点から見るとパクリになっちゃうのかな。俺は「不思議の海のナディア」の最初の方とはむちゃくちゃかぶってんなーと思いました。)