ファイルサイズを指定してファイル作成-fsutil.exe

今日はファイルサイズを指定してファイル作成できちゃうという
便利コマンド、fsutil.exeを紹介します。
※WindowsXP以降のOSで有効です

1.fsutil.exeの使い方

fsutil file createnew ファイル名 サイズ
ファイル名:作成したいファイルの名前。すでに同名のファイルやフォルダが存在しているとエラー。
サイズ:作成するファイルのサイズ。10進数で指定する。最大サイズは対象となるファイル・システムによる。

 このコマンドでは、指定された名前のファイルを、指定されたサイズで作成する。「サイズ」は10進数で指定するので、例えば10Gbytesちょうど(=10,737,418,240)のファイルtestfileを作成するには、次のようにする。

C:\>fsutil file createnew testfile 10737418240

引用元:@IT:巨大なサイズのファイルを簡単に作る方法

2.SE的な小話
新人SEたるものバックアップソフト導入時のパフォーマンス測定は欠かせない。
というのは、計画当初の期待通りの速度が出るか、お客様に報告しなければならないからである。

※一昔前と違い、企業によってはTB(テラバイト)を超えるバックアップを走らせている所もある。通常は夜中にバックアップを開始するのだが、そこで転送速度が足りないと朝になってもバックアップが終わらず、サーバのパフォーマンスがおちた状態で通常業務の時間になってしまう。現在のバックアップソリューションは取得容量だけではなく速度まで要求されるのである。

ということで実際にバックアップを取るのだけど、
そこで1MBくらいのファイルのバックアップを取ってもしょうがないので
もうちょっと大きいファイルでバックアップテストするんです。

しかし!
都合よくそんなファイルが転がってるはずもなく
ページファイルを使ってせこせことファイル生成していた俺。
もっとスマートに作成できないか、と思って先輩に相談したところ
教えてもらったのが上で紹介したfsutil.exeなのである。

これでどんなファイルサイズも思いのまま作成できるね!便利♪

・・・という普通の人にはなんの役にも立たないエントリーでした。