スリップストリームについて(Windows)

今回はSEらしく技術ネタでいきたいと思います。目次1.スリップストリーム使用方法2.一般的な話3.SE的な話  1.スリップストリーム使…

今回はSEらしく技術ネタでいきたいと思います。

目次
1.スリップストリーム使用方法
2.一般的な話
3.SE的な話

  1.スリップストリーム使用方法

1)手持ちのWindowsインストールCDの中のi386フォルダを
  適当な場所にコピー(例:C:\tempC)
2)SPのファイル(例:w2ksp4_en.exe)をマイクロソフトからDL
3)「ファイル名を指定して実行」に”w2ksp4_en.exe -x”と入力
  展開先を聞かれるので適当な場所に展開(例:D:\tempD)
  i386フォルダ内部のupdateフォルダにupdate.exeが作られる。
4)ファイル名を指定して実行より
  D:\tempD\i386\update\update.exe -s:C:\tempC
  と入力
  ([3)のupdate.exeのフルパス] -s:[1)のi386フォルダのコピー先])
5)作業完了

作業時間は3分くらいでいけるはずです。
重要なのはスリップストリームの意味を理解すること。

  2.一般的な話
WindowsにはSP(サービスパック)と呼ばれる修正ソフト郡が定期的にリリースされ、これをPCに適用することでWindowsXPが最新の状態に更新されます。(ここからはWindowsXPとSP1で話を進めます。)
で、SP1がリリースされた後はWindowsXPにSP1が組み込まれたCDが出回り、そのCDを利用してインストールするとインストールが終わった状態ですでにSP1が適用されている状態になるわけです。

しかし、自分のPC付属のCDがSP1適用前の普通のWindowsXPの時、そのPCを再セットアップしようとすると、まずWindowsXPをインストールした後にさらにSP1を当てるという作業が必要になってしまいます。
これはめんどくさい、ということでただのWindowsXPのCD+ダウンロードしたSP1を合体させてWindowsXPSP1のCDを作ってしまおう!っていうのがスリップストリームなわけです。
こうするとWindowsXPを再セットアップするときに1ステップでセットアップが完了します。

・・・というわけなのですが、以上の話は分かりやすい例を上げただけで実際に再セットアップだけのために個人でスリップストリームを使っている人はあんまりいないでしょう。そこで続きが実用レベルの話となります。

  3.SE的な話

ここからが本題なのですが、スリップストリームの真価は
「WindowsXPインストールCDのi386フォルダをSP化する」
というところにあるんですね。

ここで「i386フォルダ」ってなに?ということを簡単に説明。
Windows関連のコンポーネントをインストールするときに「WindowsのインストールCDを入れてください」って言われたことがあると思いますが、この時Windowsが読み込んでいるのはインストールCD内部のi386フォルダで、これはWindowsコンポーネントのインストール元ファイルを集めたフォルダなのです。

つまりi386フォルダさえあればインストールCDはいらない、ということでWindowsの管理テクニックの1つにWindowsXPを最初にセットアップした後にi386フォルダをCドライブかなにかにコピーしてWindowsコンポーネントをインストールするときはCドライブのi386を指定する、という方法があります。この方法ならいちいちCDを用意しなくてもコンポーネントがインストールできるのです。

しかし、

最初はWindowsXP(SPなし)でセットアップ
⇒SP1がリリースされたのでWindowsXPにSP1を適用
⇒最初のセットアップ時にCドライブにコピーしたi386フォルダからWindowsコンポーネントをインストール

ということをするとどうなるでしょう?
これでは「OSはXPSP1なのにコンポーネントはただのXP」となってしまい
コンポーネントをインストールするたびにSP1の当て直しが必要となってしまいます。

ここで登場するのがスリップストリーム!щ(゚Д゚щ)カモーン!
i386フォルダをSP1化することで
上記のような管理方法を使っている場合でも
問題なくSP1化されたコンポーネントを
インストールすることができるのです。

実際の会社などでは全てのPCにi386フォルダを置くのではなく
i386フォルダを共有サーバに置いて管理し、
それをユーザが利用しているというケースが多いです。

なお、今回は話を分かりやすくするためにWindowsXPとSP1って名前を使いましたがWindow2000,2000serverなんかでもスリップストリームは使えますので興味のある人は一度試してみてください。

参考資料:
マイクロソフト サポート技術情報 – 328096
スリップストリームの展開

・・・おぉぉぉ!結構分かりやすい説明じゃないですか?
がんばって長文エントリー書いたかいがありました。
けど新人SEなので間違ってるところもあるかもしれません。
なにかありましたらお気軽にご指摘ください。

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