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映画「ゆれる」を見てきた。

世間では「それでも僕はやっていない」や「マリー・アントワネット」や「武士の一分」などが大流行ですがそれらを華麗にスルーして、ららぽーと豊洲で「ゆれる」のアンコール上映を見てきました。

■感想

これ、マジでいい映画っすね。感動モノとか爽快感とかとかじゃないけど、とにかくいい映画。この映画に関してはとにかく1回見てみてとしか言いようがない。

セリフが少ない、BGMも最小限。特に山場もなく淡々と進んでいくんだけど醒める場面が一度もなかった。
普通の「これ複線だぞ!後で使うぞ!」みたいな場面や「ここで泣いてくださいね」という山場が設定されていて俺はそういうのが大の苦手なんだけど、この映画は作り物っぽい(映画にありきたりな)展開が全然なくて、それは役者が上手なのは言うまでもないけど、監督すげーなと思った。

よくこういう展開、カット割、カメラワークを考え付くなぁ。その発想はなかったわというシーンがいっぱい。ストーリーも「ゆれる」というタイトルのように、鍵となるつり橋のように揺れる。ただしゆっくりと。結局最後はどちらかに転ぶんだけど、7年後の回想シーンで、この映画唯一にして最大の複線が橋の上での真実を観客に知らしめるんですね。あ、ここで泣く人は泣くな。

とにかくラストシーンに進むにつれて、比喩抜きで自分の心臓の音が高まっていくのを感じた。いやーこれはいい映画です。

超映画批評『ゆれる』80点(100点満点中)

ゆれる

※ところでAmazonでこの映画に★2つとかつけてる人は、多分僕とは全然違う感覚の持ち主なんでしょうけど、嫌味なしでそういう人がどんな映画が好きなのか知りたいです。

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映画「シムソンズ」感想

DVD借りて見ました。

いいなぁ。「よかった」ってより「いいなぁ」という羨望の眼差しを向けてしまいます。青春いいなぁ。カーリングいいなぁ。スポーツいいなぁ。北海道いいなぁ。

カーリング初心者がひょんな事からカーリングを始め、初めての大会でのほろ苦経験あり、仲間割れあり、コーチの暗い過去あり、仲直りあり、そしてクライマックスの大会で大円団と展開事態はベタなんだけど、登場人物と舞台設定が魅力的ですぐに世界観に浸れちゃう。あと景色ね。これ重要。学校の屋上から見える空や、自転車での帰り道で見える地平線だったり、一つ一つのアングルで計算しつくされてます。北海道ロケだから出来たことなんだろうなぁ。北海道いきてー!!!(←行った事なし)

ということで、カーリングと青春と北海道にどっぷり浸れた2時間でした。俺基準では時かけより全然いいかな。つーか大泉洋最強。演技で出す空気が上手過ぎる。あ、来週東京タワー(wiki)大泉洋主演でやるんだった。全然興味なかったけど、この演技で録画決定です。

■一応微妙だった点も言っておくと

最後の演出がちょっと寒かったorz。人によってはあの突き抜けた方がいいのかもしれないけど俺は嫌ですね。あとラストがピンポンやエースを狙え!のパク(ry…。まぁ最終的にオリンピック行きましたって話しなので仕方ないとも思うけども。

ただそんな事は些細な事で、何回見返してもいい青春映画だと思います。見てよかった。

シムソンズ (映画) – Wikipedia

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デスノート後編感想

先週の話になりますが、デスノート後編を見に行ってきました。劇場はユナイデット・シネマ豊洲。ここ、いいんですよ。なんつったって人少ない。日曜初回とはいえ1/4の入りで、ちょっと前に見た16ブロックなんて観客10人くらいでしたから。いや、儲けなしだろ。設備もいいので人が増えるまではここに通おうと思います。

■まず批判。

「間」が足りない。原作の名場面もどうでもいい解説目的のシーンも同じテンポで進むので、単調な感じを受けました。

後は…。エンターテイメントに徹した原作よりか、月と総一郎のヒューマンドラマ的要素や善悪観念の問いかけ要素が多かったんだけど、みんな気にならなかったのかな?問題提起は成功したけど、原作と違ってメッセージ性の強い物語になってしまったのが賛否両論ですかね。俺は、うーん。中途半端、取ってつけたようにしか見えませんでした。もっときっちり演出してくれればね。心に響きもするんですけど。

■原作の名場面引用しまくり

半年振りのデスノートってことで、最初はわくわくしながら見てたんだけど、途中からは原作と同じ展開。先が見えてくるんですよね。なので中盤は正直つまんなかったです(演出さえ良ければだれなかったのに…)。人によっては「原作の名シーンが見れて満足」って人もいただろうけど、僕に取っては退屈でした。…演出がなぁ

■で、感想

もちろん、最後の結末には驚かされた。あの最後のトリックを「真の結末」にしてしまってもいいと思うほど気に入ってます。役者さんに不満はないです。ただ演出がなぁ…チープ。これはこれで面白いし映画になってよかったけど、他の監督が撮ればもっと魅力的なデスノートになったんじゃないかな、と思います。それが残念。

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「時をかける少女」感想。

クソ暑い中テアトル新宿に見に行ってきました。10:10開始なのに満席+30名ほど立ち見が。さすが(ネット上で)人気No1の夏映画だけある。

■で、見た直後の感想。

特に何も感じなかったです。

うーん。つまらなくはなかったけど、いまいち映画に入り込めなかったし感情移入もできなかったなぁ。この映画、タイムリープの原理やその他設定で説明不足のところがいくつもあるんだけど、その引っかかりを気にし過ぎてストーリーの本筋に集中できなかった。というか、序盤のギャグも含めたゆるい展開と、行間を読めというような複線のギャップが激しすぎると思うのは僕だけ?後はそうだなぁ…。

  • 中盤~クライマックスに入るまでの心情の変化が早すぎ(なように見える)
  • あんなに広くて芝生のある高校の校舎は現実的じゃない(うちの高校校舎は木造)
  • 女の子に消火器投げるとかありえない
  • 脇役のキャラが立ってない

という所が、入り込めない一因だったりします。「真琴が最初は自分のためにタイムリープを使っていたが、だんだんと他人のために使い始める。それが真琴の成長だ」というのがありますが、僕には最初から最後までに自分の望みどおりにタイムリープを使っている風にしか見えませんでした。それがたまたま自分のためだったり、他人のためだったりしただけで。うーん、とにかく真琴に感情移入できなかったなぁ。突き詰めればそう見えるのかもしれないけど、突き詰めなければ分からない映画なんて要らないと思います。

といいつつ、設定資料集(いわゆる「NOTEBOOK」)と主題歌のCD買いましたけどね。特に主題歌は映画とマッチし過ぎで神。繰り返し聴いてます。

book_coverガーネット: 音楽: 奥華子,佐藤準

book_cover時をかける少女 NOTEBOOK: 本: ニュータイプ

つことは、なんだかんだで何か感じ取るものがあったということで。本当につまらない映画なら見て愚痴って終わりだから。言葉に出すのは難しいのですが…。

ちょっと理詰めで考えると、この映画は

「過去に戻ったとしても、結局未来は変えられないから戻るだけ無駄。過去を振り返らずに今を生きよう」
とかそういうなのじゃなくて

「過去に戻れたとしても、過去に感じた想いはその時だけの物。だから今を大切に生きよう」
的な前向きなメッセージを内包してるんすよ(ここらへんの下りが主題歌とマッチしてて泣けるんですが。)

それは

  • Time waits for no one
  • 見るだけでよかった。心に焼き付けるつもりだった

って話とも関連してて、例え写真を100枚取るよりも自分の目で「心に残す」方がいい。旅行の景色とか、今の時期なら花火大会の花火とか。そこら辺は感動したなぁ。

っていうのはもちろん映画を見た直後は分からなくて、ネット上の感想や関連書籍に「分からせてもらった」ものですが。つーかネットで感想書いてる人も、見終わった後は漠然とした感動や言葉にならない感想だけが残って、それをがんばって無理やり文字にしてるだけじゃん?とか思ったり。

なんかいろいろ書いてると、感動してるのかそうじゃないのか分からなくなったので(ぉ、取りあえずもう一回見てこようと思います。

いや、多分感動してるんだろうな。

■補足

yahooレビューやそこらで「アニメオタク向けの映画」とか批判されてますが、kizasiの評判を見てると、幅広い層に受け入れられてるっぽいですね。どーでもいいが、時をかける少女で検索するとゲド戦記も一緒にヒットするのが…(汗。

兎に角、普通に名作とされてる映画に素直に感動できる人は、行って損はないっぽいよ、と一般論を述べておく。まぁ元々実写・アニメ問わず作り物ではあまり泣いたり感動したりしない人なんだけど。

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映画デスノートの感想~やはり原作は神だった~

ということで、昨日公開された実写版デスノートを見てきた感想です。

■ネタバレなし感想

なんだろうな…。微妙っすね。う~ん、とか工工エエェェ( ゚д゚)ェェエエ工工とか言いたくなる場面もあり、どこから語ればいいのか…。

抽象的だけどライトとLに輝きがなかったと言いますか。ライトは彼特有の「行き過ぎた正義感、狂気」が感じられなかった。Lはちょい期待外れだったなぁ。演技が下手、というじゃなく(まぁ「今までは私の完敗です~」の下りはまるっきり棒読みに聞こえたけど)とにかくLを再現できてなかったと言うしかない。登場シーンなんて、ただのネクラでおかしい人にしか見えないし。原作と行動は同じでもこっちの「見え方」としては全然違って来るんだよな。

と、いろいろケチつけてるけど

Lの声とか動作って想像した事がなかった
→なぜなら想像できないほど漫画の中で完結していた
→となると実写で満足出来るわけがない

と言える。まぁ「僕は新世界の神になる」とかLの奇抜な行動とか、そのまま映像化すると単なるイタイ人になってしまうわけで…。けどそういう2人の行動こそがカリスマ性の元なので、避けて通る事はできなかったけどこの映画じゃそこまで再現し切れてなかったな。まぁ原作(特に1巻2巻)が偉大すぎたんだろうけど…。

だから、「ライトやLの実写化」を楽しみにしている原作ファンはがっかりするかもしれない。けど原作読んでない人は「デスノートのルールを駆使した頭脳戦」だけでも十分楽しめると思う。そもそもデスノの肝はストーリーで、原作ファンも最初はストーリー重視で読み始めてだんだんキャラクターに感情移入(?)していったんだから。

映画の展開はゆっくりで原作読んでなくてもついていけるので、原作ファン+原作見ていない人で行って、

初見の人に「デスノートって面白かったね」
原作ファン「いやいや、原作はこんなもんじゃないよ(以下略)」

と語り合うのが正しい視聴方法だと思われますよ。以下ネタバレありの感想。

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