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	<title>ぷりどうぐ &#187; 映画</title>
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	<description>1981年生まれのITエンジニアが成長日記や技術情報やスノーボードのことを書いているブログ。</description>
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		<title>東のエデン 劇場版II　Paradise Lost 感想(ネタバレあり)</title>
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		<pubDate>Wed, 24 Mar 2010 13:05:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tera</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>

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		<description><![CDATA[				公開初日に見てきたんだけど、なんとなくまとまらなくて今まで書けませんでした。結局上手くまとまらない感想を投下。
				
				こっちは前編。
				
				東のエデン 劇場版I The King of E [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>公開初日に見てきたんだけど、なんとなくまとまらなくて今まで書けませんでした。結局上手くまとまらない感想を投下。</p>
				
				<p>こっちは前編。</p>
				
				<p><a href="http://prius.cc/d/20091205_juiz1.html" title="東のエデン 劇場版I The King of Eden 感想(ネタバレ含む長文)">東のエデン 劇場版I The King of Eden 感想(ネタバレ含む長文)</a></p>
				
				<p><span id="more-2615"></span></p>
				
				<h3>感想</h3>
				
				<p><strong>こうするしかなかったのかな…</strong>、という感じ。正直言うと物足りなくて、TV版の最後でミサイル打ち落とすシーンの方がよっぽどすっきり！爽快！なんだけど、じゃあどんな結末が良かったの？と問われると答えられない。<strong>結局東のエデンってこういう物語だったのだ。</strong>ドンパチじゃなくて、主義主張のぶつけあい。だから物部と書斎で話し合いっていう地味な終わり方こそ&#8221;エデンらしい&#8221;のだ。</p>
				
				<h3>主義主張</h3>
				
				<p>監督の主張が強い映画だった。その主張に同意する、しないはともかく、誰もが感じる所だと思います。キャラクターは監督の代弁者、裏側に人間が見えてしまう。僕はエンターテイメントとしては良くない、というか好きになれなかった。アニメだから、かもしれないけど暗に気づかせるレベルじゃなく、明らかに口で言っちゃってるもんなぁ。一線越えちゃって裏側の人間が見えて興ざめしてしまった。</p>
				
				<p>けど、その主義主張は面白かった。お金は払うほうが楽、貰うほうが難しい。正確には<strong>サービスに価格をつけて、自分で提供するのが難しい、</strong>と言えるかな。俺は劇中で滝沢くんのやってた新聞配達はまだ楽な方だと思ってて(お金払うよりは辛いけど)、ってのは新聞代をゴネられたときに「決まりだから」とか「定価だから」とか、つまり他人の決めたことだから逃げ道があるんだよね。これが自分で提供するサービスだったら「なんでこんだけお金かかるの？」って問いに、ちゃんとした答えを用意しないといけない。</p>
				
				<p>具体的にはネット上のフリーソフトとシェアウェア。良質なフリーソフト作者がなぜそれをシェアウェアにしないかというと、有料にしたがための責任や「消費者様」と向き合うのに抵抗があるからだと思う。つまり無料で提供してる限り、作者が&#8221;上&#8221;なんだよね。けどお金取っちゃうとユーザーが&#8221;上&#8221;になる。</p>
				
				<p>フリーウェアで開発者もユーザーもWIN-WIN、良好な関係を維持してるって見方もあるけど、それは社会的な土俵に乗ることから逃げてる側面もある。平たく言うと「仲間内のぬるま湯に漬からず市場で勝負しろ！」って感じかな。飛躍しすぎ？</p>
				
				<h3>主義主張2</h3>
				
				<p>後は全共闘世代が作ったトンネルに助けられるシーンが印象に残ったな。あれは前世代をバカにしていたキャラクターと観客への皮肉でもあったんだろう。非実在なんちゃら問題でもそうだけど、twitterに書き込むだけじゃ政治は動かない。ネットの中＝口だけで終わらず、<strong>結果はどうあれ現実にアプローチすることに意味がある</strong>と伝えたかったんだと思う。ま、これは僕も同意見。</p>
				
				<h3>そんな感じで。</h3>
				
				<p>アニメの感想を外れてしまいそうなのでこの辺で。<strong>考えることを強制させる作品だったなぁ</strong>と思います。</p>
				
				<p>1つ残念だったのは、主義主張するのはいいけど辻褄が合うように作ってほしかったな、と。映画前編で黒羽ジュイスを破壊した後、もう一度滝沢ジュイスを破壊しなかった時点で<strong>物語としては破綻していた</strong>わけで、まぁ映画前編で「全部の辻褄は合わさらないだろうなー」と思ってたので覚悟はしてたけど。TV版から謎解きやってきて映画版までついてきたのに、なんだが大人の都合で纏められちゃったみたいなのが残念。物語全体の雰囲気が好きだっただけにね。</p>
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		<item>
		<title>東のエデン 劇場版I The King of Eden 感想(ネタバレ含む長文)</title>
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		<comments>http://prius.cc/d/20091205_juiz1.html#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 05 Dec 2009 14:23:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tera</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>

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		<description><![CDATA[				てことでユナイテッドシネマ豊洲に東のエデン劇場版を見に行ってきました。
				
				
				
				8:30～24:30まで、2時間毎に1日9回上映という超プッシュなんだけど、よく考えればアニメ中での滝 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>てことでユナイテッドシネマ豊洲に東のエデン劇場版を見に行ってきました。</p>
				
				<p><img src="http://image.movapic.com/pic/m_200912051933284b1a36f87df1e.jpeg" alt="" /></p>
				
				<p>8:30～24:30まで、2時間毎に1日9回上映という<strong>超プッシュ</strong>なんだけど、よく考えればアニメ中での滝沢君の家ってユナイテッドシネマ豊洲の設定なんですよね。ららぽーともスポンサーになってるみたいで、期せずして聖地巡礼っぽくなっちゃったなぁ。</p>
				
				<h3>感想</h3>
				
				<p><strong>分かった事も多いけど、それ以上に謎が増えました。</strong>…としか書けないなぁ。何を書いてもネタバレになる。以下、ネタバレ考察を折りたたみまーす。</p>
				
				<p><span id="more-2413"></span></p>
				
				<h4>東のエデンサークルのその後</h4>
				
				<p><strong>60発のミサイル迎撃事件で情報が書きこまれ、一躍有名になったエデンシステム。</strong>それを足がかりに「株式会社東のエデン」起業まで持っていきました。起業メンバーは大杉君以外の5人(平澤・みっちょん・森見咲・お姉・春日)。ちなみに大杉君は一般企業の営業職に就職。パンツは起業メンバーではないらしいが協力はしているみたい。</p>
				
				<p>起業をした目的はエデンシステムの知名度が向上し採算が取れそうだから、というのと<strong>滝沢をセレソンゲームから救出するため</strong>(これは&#8221;滝沢に借りがある&#8221;と思っている4人の意向で、咲には知らされていなかった)。後者は兎も角、前者は映画開始時点で「エデンシステムは今や社会的インフラ」(平澤)と言われるまで成長している。</p>
				
				<p>ちなみにスパイス的役割としてやる気のない雇われ社員達が登場する。夜勤は嫌、休みほしい、給料上げろ、と<strong>自分と同世代だが雇われ体質な社員。</strong>彼らを見て「上がりを決め込んだ大人の気持ちが良く分かる」(平澤)と嘆いている。単純に団塊世代を批判した映画じゃないんだよ、という監督のメッセージ？</p>
				
				<h4>60発ミサイル後の日本</h4>
				
				<p>自衛隊巡洋艦のミサイルが自国を狙ったということが他国にも明らかになったらしく、<strong>日本の信頼は失墜。株価は暴落。二流国落ちの危機なう。</strong>「実際にミサイルが落ちるよりも大きな被害」(咲)とあったが、これは<strong>物部の狙い通り</strong>なのかも。</p>
				
				<p>というのは閉塞した状況を打開し、「日本を変えるため」と日本国民の足並みを揃えるには<strong>インパクトのある事件が必要。</strong>実際にミサイルが落ちてしまうと人が死んでビルを建て直すにも時間がかかるわけで、<strong>モノを壊さず国民の気持ちさえ動かせればベスト</strong>、というわけ。</p>
				
				<p>実際物部が「法律をこねこね」(辻)することで、日本の富国強兵への道は始まってる様子(映画の最後の方)。</p>
				
				<h4>滝沢の英雄化</h4>
				
				<p>60発ミサイル阻止事件で表立って明らかにならなかったものの、2万人ニートによってネット上にUPされた画像で滝沢は一躍謎の救世主に(咲もとばっちりでプチ有名人)。滝沢がメリーゴーランドの上に乗って人差し指で発砲する画(最終話)は&#8221;かっこいいもの&#8221;の象徴としてTシャツやポスターに利用されるようになった。このポーズの事を、通称<strong>&#8220;AIR KING&#8221;</strong>と呼ぶように。</p>
				
				<h4>火浦さん生きていた</h4>
				
				<p>衝撃…！パンツの取材(ってかパンツ行動的w)によると、<strong>火浦さんはセレソンとしての記憶を失ったまま火浦総合病院で働いている</strong>らしい(院長だったという記憶まで失った、とのセリフがあった気がするが真偽不明)。とにかく所持金を使い切ってもサポーターに殺されなかった。ルールでは&#8221;サポーターに消滅させられる&#8221;とあるが、消滅=殺害ではなく&#8221;セレソンとしての能力を抹殺&#8221;することなのかも。</p>
				
				<p>ちなみにTV版の総集編でパンツが「互いを監視できるエデンケータイとサポーターの存在のせいで、セレソン達はゲームを続けざるを得ない仕組み」「実はサポーターなんていないんじゃないか？」と言っているが、TV版で所持金を使い切った火浦の元に誰かが現れたことから&#8221;サポーターがいない説&#8221;は消える。</p>
				
				<p>一緒に見に行った友達との話題では、火浦の元に現れたのは<strong>サポーターではなくサポーターの手下ではないかと</strong>いう話に。殺人なら無理だが、記憶を消去するくらいならサポーターがジュイスに依頼してセレソンの身近な人(例：病院の医師)を操れそうな気もする。</p>
				
				<h4>滝沢の計算</h4>
				
				<p>開始15分くらいで滝沢と咲は再会する。記憶をなくした滝沢がどうして咲と再会できたのか。それはノブレスケータイの留守電に<strong>「信じてくれてありがとう。君と旅した所にいます」</strong>と吹き込み咲に渡し(TV版最終話で口パクだった部分)、咲と一緒に撮った唯一の写真からNYのフリーダムタワーを連想させるようにして咲をNYに来させる、そして自分自身を&#8221;母親とダンボを初めてみた場所&#8221;=NYに行くように仕向け、咲と撮った写真を映画の1シーンと誤認させその映画を思い出すため毎日フリーダムタワーの見える桟橋に散歩するように仕向けさせる、というもの。</p>
				
				<p>豊洲やワシントンなら他のセレソンに見つかったかもしれないが、滝沢がセレソンとなってから全然関連のない場所を合流場所としたため咲と一番に再会できた。</p>
				
				<p>…デスノートのライトを連想したのは僕だけじゃないはず。</p>
				
				<h4>「この国の王様になる」</h4>
				
				<p>TV版最終話の願いをかなえるべく滝沢のジュイスは奔走。そしてギャフン総理が60発ミサイルの責任を取って総辞職してから半年後(つまり映画開始時点)、現総理大臣の飯沼が過労で死去、<strong>ジュイスは滝沢を飯沼の隠し子として飯沼後援会に(NYに居るということも含めて)リーク</strong>、それが他セレソンにも伝わり再びセレソンゲームは動き出す(※)。</p>
				
				<p>※ No.2 辻は自分の目的を達成するため週刊誌に滝沢の事をリーク、No.6 は映画撮影のために渡米、No.11 黒羽さんは滝沢の調査を始める(ちょっとあいまい)</p>
				
				<p>滝沢のジュイスは平行して過去の滝沢の記録を全て「飯沼」にすべくネットワーク上の情報を書き換える。エデンの検索システムを利用すれば残り猶予は8時間。世間コンピューターでエデンシステムを停止させれば猶予は48時間に増えると知り、平澤はエデンシステムを<strong>非常レバーで停止。</strong>作戦本部を大学の部室に移す事にする(※)。</p>
				
				<p>※ 大学の部室に旧エデンシステムが残っている事、東のエデン社が盗聴されていた事より(物部の差し金)。よって映画後編はエデンメンバーが大学の部室で活動する事になる。原点に戻ってニート精神を取り戻せ、というメッセージ？</p>
				
				<p>滝沢は「この国の王様になる」という依頼を取り消そうとしたが、今までにジュイスが行った事は取り消せない事を知り「ま、なるようになるでしょ。」と言い、やめる。<strong>ジュイスにとって「この国の王様＝総理大臣」なのか？</strong>世襲で総理大臣とか…。それってなんてCHANGE？</p>
				
				<h4>No.2 辻の勝ち筋</h4>
				
				<p>「ノブオリ」「ツージー」と呼び合うほどにジュイスと仲良くなったセレソンNo.2の辻。No.12によるジュイス移動事件(TV版最終話)で物部と切れたからか、自分でゲームをあがる方法を考え出す。その方法とは</p>
				
				<ol>
				<li>滝沢にAIR KINGのTシャツを着させ帰国</li>
				<li>英雄が帰ってきた！と日本は大盛り上がり</li>
				<li>アジア近隣各国からは&#8221;武力の象徴&#8221;として危険視される</li>
				<li>セレソンケータイを使って、アジア人に滝沢を射殺させて計画完成。日本人は1億総被害者としてアジア各国に賠償請求できるわけ、…って<strong>どっかの国かよwww</strong></li>
				</ol>
				
				<p>「コーヒーを内股にこぼしただけで賠償金が貰える時代」「被害者最強でしょ」は名言。ちなみにツージーは有名になった滝沢のフィギュアやTシャツを作って大もうけ。商才あるみたい。</p>
				
				<p>この&#8221;勝ち筋&#8221;は<strong>製作者側からの皮肉</strong>だと思うなぁ。痴漢冤罪をはじめ被害者側が強い時代。モンスターカスタマー。けどそれでお金貰えたとして<strong>真っ当な生き方と言えるの？</strong></p>
				
				<h4>かませ犬すぎたNo.6</h4>
				
				<p>ま。別に語る事ないよね。強いて言うならメリーゴーランドを取り囲んだ黒服は誰が手配したのか、ということくらい。(映画のために)No.6が交通規制敷いたのはいいとして、その中に滝沢と咲がいたから警察が勝手にやってきた？(けどあの黒服は警察っぽいない。)それともNo.6が演出としてジュイスに依頼した？ともかく映画第2部でNo.6が再登場する事はないだろう。あったとしても刑務所から空を眺めるシーンくらいかww</p>
				
				<h4>ゴールデンリングの謎</h4>
				
				<p>TV版最終話で「ちぇ、このメリーゴーランド、ゴールデンリングついてないや」という滝沢の唐突なセリフが話題になったけど、これは滝沢が幼少期を過ごしたNYの近所のメリーゴーランドにゴールデンリングがあったことから来ている。小さい頃に見た映画といいゴールデンリングといい、記憶を消しても残るくらい滝沢にとって重要な、忘れがたい思い出ということ。</p>
				
				<h4>黒羽さんのジュイス可愛いわ…//</h4>
				
				<p>ジュイス「最近あちら(ジョニー狩り)の方をされてないようですが…」<br />
				黒羽さん「そうね」<br />
				ジュイス「あ、あの！私に何か不手際がありましたか…(おろおろ)」</p>
				
				<p><strong>可愛いジュイス超可愛い。</strong></p>
				
				<h4>結城君…(´・ω・`)</h4>
				
				<p><strong>6ヶ月前(冬)と同じ服装で結城君登場。</strong>滝沢への妄執に駆られたまま、<strong>風呂にも入らず滝沢殺害だけを考えていたらしい。</strong>滝沢殺害の依頼を果たさないジュイスにぶち切れノブレスケータイを破壊。<strong>次回、滝沢殺害の鉄砲玉となる！？</strong></p>
				
				<hr />
				
				<h4>ジュイスをミサイル攻撃とかって…。そんなのあり？</h4>
				
				<p>ここらへんから真面目に。</p>
				
				<p>劇場版part1で進んだ事といえば、火浦さん生きてた事件と<strong>物部がジュイスをミサイルで破壊した事</strong>だと思います。ジュイスは人口知能で本体はスーパーコンピューター。TV版最終話で物部はジュイスを掌握すべくスーパーコンピューターがあるATO播磨脳科学研究所に乗り込んだがスーパーコンピューターは謎のセレソン、No.12によって(1台づつトラックで)移動された後だった。</p>
				
				<p>で、ジュイス掌握を諦めた物部は法律こねこねして理想の日本を作ろうとがんばってたけど、No.2の辻やNo.9の滝沢が動き出し、No.12も正体が分からず不気味。<strong>だから3人のスーパーコンピューターにミサイルを撃ち込み破壊。ジュイスを使えなくした。</strong>…っておーい！それ反則ー！つーか謎多すぎ。</p>
				
				<p><strong>1.なぜジュイスが普通にトラックで移動していたのか？</strong></p>
				
				<p>No.12がATO研究所からジュイスを&#8221;秘密の場所&#8221;に移動させたのは半年前。なぜ今、またトラック移動しているのか？物部がジュイスを移動させたのか？けど物部はNo.12によってジュイスが移動された場所を知らないはず。ジュイスの場所が分からなくても移動命令を出せる？けどそれなら半年前にできているはずで辻褄が合わない。</p>
				
				<p>ならば、やぱり物部はジェイスに触れずNo.12の支配下にあると考える。仮にNo.12の指定した&#8221;秘密の場所&#8221;が&#8221;居場所が特定されないように常に移動し続ける&#8221;だったら？けどNo.12の使用履歴はジュイス移動の5000円のみだから半年も移動し続けるコストには安すぎる。あのトレーラーが12台並んでガソリン給油してる図とか考えると笑えてくるなぁ。</p>
				
				<p>やはり物部がトラックを移動させたのかなぁ…。</p>
				
				<p><strong>2.なぜ狙ったジュイスにミサイルを撃ち込むことができたのか？</strong></p>
				
				<p>あの命令はジュイスの場所を把握していないとできない。それまで特定しているのなら、ジュイスを自分の元に呼び寄せるような依頼を出せる気がするが…。ジュイスを輸送しているトラックへの操作権はない(おそらくNo.12が保持？)が場所だけ把握してたってこと？</p>
				
				<p>今思ったのは物部は自衛隊のレーダーとか使ってトラックの場所を割り出し(ジュイスに依頼したのかも)、スピードなども計算してミサイルをぶっ放したのかも。それなら黒羽さんのトラックが一番前に出た時に位置だけしか指定してなかったために誤射してしまったのも辻褄が合う。</p>
				
				<p><strong>3.なぜ物部は自分以外の11台の全てのジュイスを破壊しなかったのか？</strong></p>
				
				<p>最初はジュイスを掌握したがってたから無害なセレソンのジュイスは残しておこうって思ったのかなぁ。</p>
				
				<p><strong>4.ていうか、誰かが気づいて自分以外のジュイス破壊したら終わりだったんじゃね？</strong></p>
				
				<p>と思ったけど、ジュイス＝スーパーコンピューターと分かってたのは物部の取り巻きだけだし、他人のを破壊しても自分が上がれなきゃ抹殺。ミサイル打つお金もかかる。ってことでこれは筋通ってるかなぁ。</p>
				
				<p><strong>5.黒羽さんの機転で滝沢のジュイスは無事だったけど、ミサイル再発射されたら終わりじゃね？</strong></p>
				
				<p><strong>これが一番の疑問。</strong>黒羽さんのジュイスが犠牲になったとしても、動作しなくなったセレソンってセレソンケータイでグレーアウトするから分かるよね。じゃ、<strong>物部にも滝沢のジュイスを破壊し損ねた事が分かる→もう1発ミサイル打って終わりじゃね？</strong>それとも<strong>「これでヤツは始末した…邪魔者は消えた！ふはははは！」</strong>とかでケータイ閉じて滝沢のアイコンが生きている事に気づかない→ないない。No.6ならありそうだけど。</p>
				
				<p>それとも、滝沢のジュイスが生きてる事に気づくけど</p>
				
				<ul>
				<li>「ふ、生き残ったか。悪運の強いやつめ」</li>
				<li>「まぁこれくらいでなければ面白くない」</li>
				<li>「お前がどれほどのものか、お手並み拝見と行こうか」</li>
				</ul>
				
				<p>と死亡フラグを立てまくる→ないな。これがほんと謎。多分後編は滝沢のジュイスが生きてる状態でスタートなんだろうけど辻褄は合わないよ…。</p>
				
				<h4>セレソン No.12って結局なんだったの？</h4>
				
				<p>あっさりと物部にジュイスを破壊されたNo.12。TV版の時点ではサポーター最有力候補だったけど、これでセレソンとしての力を失ってしまいました。しかし！<strong>No.12がこれだけで終わるとは考えにくい。</strong>例えばNo.4やNo.5のジュイスを奪って再度セレソンとして復帰することもありうる。No.12がサポーター兼Mr.Outsideならそれくらいやりそう。No.5の火浦のとこにはサポーター(の使い)が行ってるはずでノブレスケータイも回収してるしね。</p>
				
				<h4>物部の目的</h4>
				
				<p>最後のシーンでギャフン総理と良からぬ企みをしていますが、物部の狙いとしては<strong>強い日本の復興</strong>じゃないかと思う。TV版でも言ってたし。相続税を100%にして<strong>若者にニートでなく型にはまって働く事を強要。</strong>相続税100%は逃げ切りを決めた高齢者に「遺産残しても仕方ないから使い切る」という口実を与え、法案を支持させるためでもある。</p>
				
				<h4>「必要ならば何度でもギャフンと言ってあげるよ」</h4>
				
				<p>最後のシーンで物部と総理の会話。TV版で滝沢が「もしジュイスが何でもできるなら総理にギャフンと言わせてくれ」と依頼したのですが…。文脈からは「(君の頼みなら)何度でもギャフンと言ってあげるよ」と読み取れ、滝沢→物部→ギャフン総理というルートでジュイスの依頼が成立⇒物部がMr.Outside！？と読めてしまうのですが、これは違うと思う。依頼ルートとしては「滝沢→ジュイス→政府の側近→総理」で総理は「誰かにお願いされてギャフンって言ったんだよねー」ってことを物部に伝えただけなのでは。むしろここでわざわざ「ギャフン」をセリフに含めたのは、この声の主が確実にギャフン総理だと知らせるための、製作側の親切だと思います。</p>
				
				<h4>滝沢の正体</h4>
				
				<p>幼少の頃海外にいたということ、そして滝沢が日本を救いたいと思う理由が17年前のNYにあるということより、<strong>案外本当に総理の子供だったりしてね。</strong>結局、滝沢が記憶を消す前の事って全然分かってないわけだし「日本を変える強い気持ち」ってのも周りに保身ばかり考える政治家ばかりで嫌気がさした、ってのもあるのかも。</p>
				
				<h4>その他のセレソンと最終話での役割予想</h4>
				
				<p>映画途中でパンツが調査したセレソンメンバー図があったが…。名前まで覚えきれん。No-03,07,08のうち1人は氏名割れてるはず。</p>
				
				<ul>
				<li>No-01 物部 大樹：キーマン</li>
				<li>No-02 辻 仁太郎：セレソンシステム破壊されて、おそらく出番ないのではないか？</li>
				<li>No-03 ？？？：小さなことからコツコツ日本変える人。多分出番なし。</li>
				<li>No-04 近藤 勇誠：死亡済み。</li>
				<li>No-05 火浦 元：抹消済み。</li>
				<li>No-06 映画好きな人：彼の出番は既に終了。</li>
				<li>No-07 ？？？：多分出番なし。</li>
				<li>No-08 ？？？：多分出番なし。</li>
				<li>No-09 滝沢 朗：キーマン</li>
				<li>No-10 結城 亮：<strong>滝沢くんに「うぉぉぉぉぉ！」とナイフを持って突っ込んでいく役。</strong></li>
				<li>No-11 白鳥・Ｄ・黒羽：<strong>滝沢君の身変わりに結城君に刺される役。</strong></li>
				<li>No-12 ？？？：No-12はこのまま終わってしまうのか…？</li>
				</ul>
				
				<p>てことで、後編は<strong>物部＋取り巻き(政治家含む) VS 滝沢＋エデンチーム</strong>になりそうな予感がするが…。このどちらの陣営にもMr.Outsideはいない気がする。最初はTV版でほのめかされていたように、権力者あるいはATO商会のどちらかにMr.Outsideがいると思っていたが、物部が権力側・ATO商会の両方と繋がっていると分かった今、<strong>メタ的</strong>にこの両者にMr.Outsideがいるとは考えにくい(※)。Mr.Outsideは第三者的立場・かつ近い場所からじっと戦局を見守っている気がする。<strong>ソウ第1作のジグソウみたいに…。</strong></p>
				
				<p>※ アニメの趣旨的に反体制・反軍国で、Mr.Outsideも軍国主義以外の手段で日本を良くするよう望んでるはずだから。ATO研究所にジュイスがあったのは事実だが、だからといってMr.OutsideがATOに所属するとは限らない。</p>
				
				<h3>結論</h3>
				
				<p>まぁ正直<strong>不完全燃焼</strong>って感じなので、劇場版Ⅱでは<strong>「よくぞ見つけたな。私がMr.Outsideだ。私の企みを話してやろう(以下5分ほど独演)」</strong>とか分かりやすい感じですっきり解決してほしいですね！</p>
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		<item>
		<title>「風が強く吹いている」の試写会に行ってきたので感想。</title>
		<link>http://prius.cc/d/20091023_kazetsuyo.html</link>
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		<pubDate>Thu, 22 Oct 2009 19:41:24 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tera</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>

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		<description><![CDATA[				
				
				映画 『風が強く吹いている』 10月31日（土）全国ロードショー
				
				てことでCyberBuzzさんに誘われて「風が強く吹いている」の試写会に行ってきました。CyberBuzzさ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img src="http://prius.cc/d/wp-content/uploads/2009/10/c306781ccd7cd1989d4d35bc047c331e.jpg" alt="文中画像_風が強く吹いている_ポスター(小)_" title="文中画像_風が強く吹いている_ポスター(小)_" width="293" height="414" class="alignnone size-full wp-image-2209" /></p>
				
				<p><img src="http://www.cyberbuzz.jp/tag/guest_matter.php?k=0xP36F37shKS0&#038;a=CtGwz" style="border: none;" width="1" height="1"><a href="http://www.cyberbuzz.jp/tag/guest_matter.php?k=0xP36F37shKS0&#038;a=CtGwz&#038;c=1&#038;url=http%3A%2F%2Fwww.kaze-movie.com%2F" rel="nofollow" target="_brank" >映画 『風が強く吹いている』 10月31日（土）全国ロードショー</a></p>
				
				<p>てことでCyberBuzzさんに誘われて「風が強く吹いている」の試写会に行ってきました。CyberBuzzさんといえばバズマーケティングの専門会社。この試写会もブログに感想を書くのが前提です。ただ僕の場合「タダで映画みさせてもらったから、良い事書かないと…。」って心理とは無縁なのでばっさり斬らせてもらいました。</p>
				
				<h3>「風が強く吹いている」感想。</h3>
				
				<p><strong>安心して見れる良映画でした</strong>　＼ばっさり斬る、とか書いてこれかよ！／</p>
				
				<p>「陸上素人が箱根駅伝を目指す」っていうマンガみたいな小説で映画にすると嘘っぽくなりそうだけど、全体通して説得力があった。 その原動力は<strong>主役の小出恵介。</strong>この映画、陸上部員は10人だけどセリフの5割を小出恵介、3割を林遣都がしゃべり他の8人はちょい役。で、小出恵介はくさいセリフをバンバン言う係りなんだけどこれが耳障りにならない。これは小出恵介の演技が上手い、というのではなく、あえて「演技がかった演技」をすることで、逆に寒いセリフを漂白できていたから。まるで1人だけアニメのキャラみたいで寒いセリフをしゃべっても違和感がない。 他の9人は「人」を演じてるけど、小出恵介だけは「キャラ」を演じてた。だからマンガみたいなセリフも小出恵介のキャラなら言いかねない、と自然に受け入れられた。</p>
				
				<p>例えばスラムダンクのミッチーの名セリフを演じてもどうやっても嘘っぽくなる。ならば、役者がアニメキャラになりきってしゃべればいい、という<strong>テニミュメソッド。</strong>褒めてます。</p>
				
				<h3>スポーツシーンについて</h3>
				
				<p>スポーツ映画・ドラマといえば、銀色のシーズン、ピンポン、シムソンズ、ブザービート、エースを狙えなどいろいろあったけど、<strong>このどれよりも本物っぽいスポーツシーンでした。</strong>これは撮り方がいいのか、役者の練習の成果か分からないけどとにかく全く違和感がなかった。</p>
				
				<p>ラストの箱根駅伝も、ヘリ飛ばすわ道路占有するわエキストラ動因しまくるわで、本物と全く変わりないシーンを作り出した。…つーか、あんな映像どんだけ苦労したら撮れるんだよ。ということで、スポーツシーンについては元運動部の人でも安心して見れる出来です。いや良かった。</p>
				
				<p>ストーリー的には、銀色のシーズン:ピンポン:シムソンズ＝6:3:1。ギャグ比率高めだけどスポーツと向き合う場面もあり、噛ませ犬のライバルキャラもあり。ギャグはクオリティ高くて試写会会場がどっかんどっかんなるほどなので期待してOKかなぁ。 というか久しぶりに映画館で大笑いして<strong>こんなに面白い映画は小説じゃ再現できないだろ、</strong>と満足したんだけど、原作読んでた友達はめちゃ不満そうだった。</p>
				
				<h3>ここから友達の酷評タイム始まるよー＞＜</h3>
				
				<p>というのは、**原作のギャグクオリティはもっと高いらしい。 **小出恵介もただのリーダーじゃなくて、仲間を騙して無理やり箱根を目指させる策略家、けど憎めないというキャラらしい。箱根を目指す動機ももっと説得力があり「原作でよかったシーン・複線が削られてて薄っぽい」だと。。。</p>
				
				<p><strong>ばっさり斬ったのは俺じゃなくて友達だったんだよ！</strong>　＜な、なんだってーΩΩΩ</p>
				
				<p>うーん。確かに小出恵介は「箱根を目指す熱血野郎、ただし過去にトラウマあり」のテンプレキャラだったけど、2時間で小説のキャラを再現させるのは無理だったから仕方ないのかなぁ。</p>
				
				<p>実際、<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101167583/pridoug-22/ref=nosim/">この小説のAmazon評価</a>はめちゃ高い。レビューを見ても思い入れの強い人が多いみたいで、そんな人が映画を見て納得するか…というとどうだろう？評価が高い原作を超える映画ってあんまりないからなぁ。</p>
				
				<h3>結論</h3>
				
				<p>原作読んだ人は行かない方がいいかも。逆に初見ならお勧めできる。</p>
				
				<p>そうそう、上で「寒いセリフも寒くなかった」と書いたけど、最後の方はちょっとアウトな場面も多かった。あと人数ギリギリで箱根を目指すって設定だから、限界を超えて頑張る選手がかっこいい！ってノリ(甲子園での連投とか)が嫌いな人は見ないほうがいいですね。</p>
				
				<div class="amazlet-box" style="margin-bottom:0px;"><div class="amazlet-image" style="float:left;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101167583/pridoug-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51v7aGjI-3L._SL160_.jpg" alt="風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8)" style="border: none;" /></a></div><div class="amazlet-info" style="float:left;margin-left:15px;line-height:120%"><div class="amazlet-name" style="margin-bottom:10px;line-height:120%"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101167583/pridoug-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8)</a><div class="amazlet-powered-date" style="font-size:7pt;margin-top:5px;font-family:verdana;line-height:120%">posted with <a href="http://www.amazlet.com/browse/ASIN/4101167583/pridoug-22/ref=nosim/" title="風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8)" target="_blank">amazlet</a> at 09.10.23</div></div><div class="amazlet-detail">三浦 しをん <br />新潮社 <br />売り上げランキング: 822<br /></div><div class="amazlet-review" style="margin-top:10px; margin-bottom:10px"><div class="amazlet-review-average" style="margin-bottom:5px">おすすめ度の平均: <img src="http://images-jp.amazon.com/images/G/09/x-locale/common/customer-reviews/stars-4-5.gif" alt="4.5" /></div><img src="http://images-jp.amazon.com/images/G/09/x-locale/common/customer-reviews/stars-5-0.gif" alt="5" /> 自分も頑張ればできる<br /><img src="http://images-jp.amazon.com/images/G/09/x-locale/common/customer-reviews/stars-5-0.gif" alt="5" /> いつまでも読み継がれる一作<br /><img src="http://images-jp.amazon.com/images/G/09/x-locale/common/customer-reviews/stars-4-0.gif" alt="4" /> やっぱり青春ものがいい！<br /><img src="http://images-jp.amazon.com/images/G/09/x-locale/common/customer-reviews/stars-5-0.gif" alt="5" /> 風が強吹いている<br /><img src="http://images-jp.amazon.com/images/G/09/x-locale/common/customer-reviews/stars-5-0.gif" alt="5" /> 没頭しました<br /></div><div class="amazlet-link" style="margin-top: 5px"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101167583/pridoug-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">Amazon.co.jp で詳細を見る</a></div></div><div class="amazlet-footer" style="clear: left"></div></div>
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		<title>「ディア・ドクター」感想</title>
		<link>http://prius.cc/d/20090701_dear_doctor.html</link>
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		<pubDate>Wed, 01 Jul 2009 04:02:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tera</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>

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		<description><![CDATA[				西川美和監督の最新作「ディア・ドクター」を観てきたので感想。
				
				
				  西川美和監督最新作『ディア・ドクター』公式サイト
				  
				  
				  
				  村でただ一人の [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>西川美和監督の最新作「ディア・ドクター」を観てきたので感想。</p>
				
				<blockquote>
				  <p><a href="http://deardoctor.jp/">西川美和監督最新作『ディア・ドクター』公式サイト</a></p>
				  
				  <p><img src="http://prius.cc/d/wp-content/uploads/2009/07/e784a1e9a18c.jpg" alt="e784a1e9a18c" title="e784a1e9a18c" width="258" height="172" class="alignnone size-full wp-image-1834" /></p>
				  
				  <p>村でただ一人の医師、伊野（笑福亭鶴瓶）が失踪（しっそう）する。村人たちに全幅の信頼を寄せられていた伊野だったが、彼の背景を知るものは誰一人としていなかった。事件前、伊野は一人暮らしの未亡人、かづ子（八千草薫）を診療していた。かづ子は次第に伊野に心を開き始めていたが、そんな折に例の失踪（しっそう）事件が起き……。</p>
				</blockquote>
				
				<p><span id="more-1832"></span></p>
				
				<p>率直な感想は、<strong>もやもやして不完全燃焼</strong>という感じ。というのは、主人公である伊野の心理描写はクリアなのに、周りの人間のそれがほとんどなく想像するしかないから。実際、伊野へのフォーカスが強く注意して観ないと「実は偽の医者だったが、本物の医者より熱心に患者に接する素晴らしい人間だった物語」の1文で纏められてしまう。</p>
				
				<p>「伊野⇔それ以外の登場人物」という1 VS 1の関係が登場人物分だけあり、伊野以外の心理描写は謎。だから「謎な箇所」が点在し、これが不完全燃焼を感じさせる要因かも(大きな謎が1つ残るならシンプル)。Web上の感想も、映画評論家から素人まで言及してる場面と視点が違う。</p>
				
				<h3>自分なりに登場人物について言及する</h3>
				
				<h4>伊野</h4>
				
				<p>主人公。彼がなぜ偽医者を名乗ったか。相馬とのやり取りでは「金のため」と嘘ぶいてるが、斎門が刑事に語った事が真実に近いと思う。つまり伊野は医療メーカーの営業だったが、薬を売って回ってるうちに本当に人を助けたくなった。父親が医者だというのも一因だったかもしれない。父親のボールペンを愛用し、村を逃げ出したす時に手放し父親に報告する場面から想像できる。</p>
				
				<p>「名医」を演じる自分に止めをさしたのは、りつ子の思いだろう。かづ子とは「病気を娘に教えない」と約束した伊野だが、実際に母を心配する娘の前で嘘をついてる自分に耐えられなったのだと思う。あの場面は見てるこちらも心が痛かった。</p>
				
				<p>そこで真実を告げず逃げ出した伊野。最期まで「名医」でいたかったのかもしれない。黙っていなくなれば村人が落胆する表情を「自分は」見なくて済むから。そういう意味では刑事の「名医と崇められていい気分だった」という指摘も一理ある。本当に責任感があるなら、その場でりつ子に謝罪し今までの経緯を話すはず。悪者！ってわけじゃないけど、善意以外の感情も混ざってたんじゃ？と想像できます。</p>
				
				<h4>相馬</h4>
				
				<p>他の人物に比べればちょい役であるw 唯一の見せ場は伊野が偽とばれてからの刑事のやり取りかな。「先生は偽者だったけど僕に大切なことを教えてくれました」くらい言うかと思ってたから意外だった。あんなに伊野に陶酔してたのに…。</p>
				
				<p>感情的には伊野を支持したいけど無免許医師＝犯罪という常識が邪魔をして、冷めた態度を取ってしまったのか…。伊野に騙されたというより偽者を信じた自分は正しかったという感情が強いと思う。</p>
				
				<p>ここらへんは新興宗教の教祖が逮捕された後の信者と重なるものがある。自分が信じてたものが公権力によって偽と断定された。とはいえ教祖を支えにしてたのは事実だし実際いい人だった。みたいな。</p>
				
				<h4>大竹</h4>
				
				<p>看護師。3年半も一緒にやってれば伊野が医師でないことには気づいてたんでしょう。中盤の急患対応の場面でそこらへんが描かれますが、なぜ大竹はそれでも伊野を医師として扱ったのか？それは大竹自身が本物でも偽者でも「医者」という存在が村に必要だし、支えてなっている現状を誰よりも実感していたからだと思います。ラストシーンで息子を看病する所から読み取れる。</p>
				
				<p>ただ、急患対応の場面では「医者なんて飾りでいい」という態度も。自分の能力に自信があったとも取れますが、伊野より有能な医者を呼ぶことは無理。それなら飾りだけでも居るだけで十分と諦めていた。伊野のセリフ通り「足りないことを受け入れてた」のかもしれません。</p>
				
				<h4>斎門</h4>
				
				<p>悪い人w 兼解説役。この人に関してはそれだけかもしれない。</p>
				
				<h4>鳥飼かづ子</h4>
				
				<p>後半は伊野とかづ子・りつ子の3人を中心に回ります。かづ子は自分の体が長くないことを知りながら娘に迷惑をかけないよう黙っていてほしいと伊野に頼む。伊野もそれを承知するのですが、娘のりつ子は医者でありながら父親の病気に気付けなかった後悔からなんとしても母親は自分で看取りたいと思ってる。ここでお互いのすれ違いが発生。</p>
				
				<p>で、かづ子は結局どうしたかったのかが謎。口では娘に知らせないでほしいといいつつ、劇中では娘に電話するシーンもあり。結局留守電でしたが、あの時りつ子が電話に出ていれば自分の体が悪いことを告白していたのか？伊野の失踪後、検査を受けることを承諾したってことは、劇中で少しずつ気持ちが変わっていったのかもしれません。</p>
				
				<p>娘には迷惑をかけずに死にたい。けど娘が本当に自分を心配してくれてることを悟り頼る気になった。病気が進むにつれて死の恐怖も増えていったのかも。</p>
				
				<p>ということで、こちらのレビューはちょっと違うんじゃないかな、と思う。</p>
				
				<p><a href="http://www.cinemaonline.jp/review/ken/8550.html" title="見映画批評『 ディア・ドクター 』｜福本次郎氏">見映画批評『 ディア・ドクター 』｜福本次郎氏</a></p>
				
				<p>登場人物をはっきり白黒つけられるほど単純な映画じゃない。</p>
				
				<h4>鳥飼りつ子</h4>
				
				<p>周りからは親に対して何もしないくらいに言われてるけど、りつ子本人は父親の病気に気付けなかったことを後悔しており、母親に対して同じ過ちを繰り返さないよう誓っている。</p>
				
				<p>その割には実家に帰るのが1年に1回だったり、りつ子が病気と分かったら東京の病院に連れて行ったりと「本当は母親の事考えてないじゃん！」と突っ込まれる場面もあるが、りつ子に対する見方は人によって分かれると思う。</p>
				
				<p>りつ子は都会で働く若者として現実的な選択をした…と思う。かづ子も言ってたが「娘が苦労して手に入れたものを私の病気で足引っ張りたくない」。口には出さないがりつ子も少なからずそういう思いがあったのではないか。まぁ言いにくいが僕にもある。例えば親が病気になったとしてどうしようか？実家に帰って付きっきりで看病するのか？それとも「ポイッ」と病院に入れてしまうのか？自信を持って前者を選択できる人は少ないんじゃないかな…。登場人物の中でりつ子に一番共感を覚えた。</p>
				
				<p>りつ子が伊野の診断を信じた場面。あの時点ではかづ子は元気に振舞ってたし伊野が出してきた写真も偽だった。騙されたのは仕方がないと思う。あるいは「かづ子が元気であってほしい」というりつ子の思いが判断を甘くしたのかもしれない。人は信じたいものを信じるから。</p>
				
				<hr />
				
				<p>こうやって書いてみないと、いろんなテーマが内包されている映画だった。それだけに、観終わってから場面場面振り替えらないと「偽医者だったけど村人に大切にされてよかったね」で終わってしまう。まー終わっても映画だし作り物だし別にいいんだけど、せっかく見に行ったんだからちょっと余韻に浸りたいよね、ということでまた長いエントリになってしまいました。</p>
				
				<h3>共感した感想</h3>
				
				<ul>
				<li><a href="http://sorette.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-ebaf.html" title="ディア・ドクター: LOVE Cinemas 調布">ディア・ドクター: LOVE Cinemas 調布</a></li>
				<li><a href="http://pastorale-soar.at.webry.info/200906/article_14.html" title="『ディア・ドクター』・・・自分を偽る嘘と他人のための嘘 SOARのパストラーレ♪/ウェブリブログ">『ディア・ドクター』・・・自分を偽る嘘と他人のための嘘 SOARのパストラーレ♪/ウェブリブログ</a></li>
				<li><a href="http://yamaguchi-takuro.com/100/115/post_341.html" title="「ディア・ドクター」：フリーライター・山口拓朗の音吐朗々NOTE">「ディア・ドクター」：フリーライター・山口拓朗の音吐朗々NOTE</a></li>
				</ul>
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		<item>
		<title>10年ぶりのエヴァンゲリオン</title>
		<link>http://prius.cc/d/20071002_10nemburinoeangerion.html</link>
		<comments>http://prius.cc/d/20071002_10nemburinoeangerion.html#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 01 Oct 2007 16:55:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tera</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>

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		<description><![CDATA[映画の日、ということでヱヴァンゲリヲン新劇場版を見てきたので感想。&#9632;10年ぶりスクリーンにシンジ君が映った時、「帰ってきた」感覚を...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>映画の日、ということでヱヴァンゲリヲン新劇場版を見てきたので感想。</p>
				
				<h3>&#9632;10年ぶり</h3>
				
				<p>スクリーンにシンジ君が映った時、「帰ってきた」感覚を感じました。15歳の頃見た旧作を思い出したり(あの時は計4回見た)してね。まさか26歳になってからエヴァの新作を見れるとは思ってなかったので、思った以上に感慨深いものがありました。</p>
				
				<p>セリフは結構わすれてました。特に第3話とか第4話のエピソード、原作復習して行くとより楽しめそうです。</p>
				
				<h3>&#9632;かっけぇ！</h3>
				
				<p>エヴァとか弾幕とかヤシマ作戦とか！テレビシリーズの名シーンをさらにｶｺﾖｸした構図＋圧倒的に美しい画質。シーンごとに静止画を切り取って保存したい(笑)　11年前に鳥肌が立ったサキエル戦はやっぱり今回も鳥肌モノだったし、ラミエルが武装・グラ・待遇(主役級じゃん)ともに強化されすぎててﾜﾛﾀ　このへんは大満足で自信を持って人に勧められます。</p>
				
				<h3>&#9632;初見の人無理だろこれ</h3>
				
				<p>展開早すぎはしょりすぎ。週に30分のテレビ番組なら、1話終わって自己解決してから次の回…と進めるけど、あの深くて複線だらけの作品を100分連続見せられて「どうよ！」と言われてもねぇ…。前提知識がないと付いていけない気がします。<strong>「かっけぇ！けど何かよく分からない話だったな…」</strong>で終わらない事を祈ります。</p>
				
				<p>あとシンジ君の心境がストーリーの展開に合わせてご都合主義に変化していったのが残念な所でした。</p>
				
				<h3>&#9632;次回以降</h3>
				
				<p><strong>まぁ見るしかないよね</strong>と。金儲けのためのリメイク？と最初は期待してなかったけど、このクオリティでそれはない(し喜んでお金落とす)ので、楽しみに待つ事にします。</p>
				
				<p>…唯一の心配は<strong>「陳腐なオチがつかないかどうか」</strong>だけです。</p>
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