リニューアル(2015春)された埼玉Questに行ってきたので感想

6/8(月)~6/11(木)の四日間で埼玉Questが変わったとのことなので行ってきました。
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変更点

キッカー構成が変わりました。

  • 変更前
    • スモール
    • ミドル
    • ビック
  • 変更後
    • スーパースモール
    • スモール
    • セミミドル
    • ビッグ

キッカーが4つに増えている!と思いきや、スーパースモールは元々講習レーンだった所をマット着地に変えただけで、あれをキッカーと呼んでいいかは微妙です。

スーパースモール(講習レーン)

元々のフリーランゾーンの最後が壁だったのがマットになりました。滑り終わった先が壁だったので、壁が迫ってきて怖い&板を横にしてスピードを殺さなければならず、ジャンプと関係ないところで障害になってましたが、先がマットなのでそのまま滑りきって飛べるのはよい所だと思います。
惜しいのは、元々のフリーランゾーンよりもフリーランの距離が短いのと、それゆえにスピードが出ず、キッカーとマットの間に挟まりそうになる所。大人は問題ないけれど、スピードの出ない子供はちょっと可哀想だなぁと思いました。もうちょいフリーランの距離が長くなる計画だったらしいので、次のリニューアルの時の改善に期待です。
→次の週に行ったらさっそくリニューアルされてました。スタート台が出来てスピードが出るようになって良かったです。

スモールキッカー

リニューアル前とあんまり変わってません。が、飛んだ先のマットが変わって高くなったので、以前より早く着地する=飛距離は短くなりました。5mから4mに短くなったって感じかな。以前のスモールはスモールとは言いづらいくらいに飛距離が出て着地の衝撃もあったけど、今回のリニューアルでスモールらしくなったので良かったです。
衝撃少なく、練習にもなるので、いいんじゃないでしょうか。今のところ、セミミドルよりもこっちのキッカーの方が人気です。

セミミドル

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新設のセミミドル。スモールの隣に高さ2mくらいのやぐらができ、そこからエントリーして飛びます。Rはスモールよりやや大きい。スモールとアプローチ距離が同じ、スピードは早い、ということは…

  • アプローチにフラット部分がない
  • 忙しい
  • エントリーでミスると終了

ってことで、難しいです。マット施設史上、一番ムズいんじゃないか…。ついでにスモールと同じマットなので、着地した時の衝撃があります。
ただ飛距離は7mキッカー級で、スモールではやりづらかった540系のスピンも余裕持って練習出来ます。

ビッグキッカー(元ミドル)

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元々ミドルだったものを改造してビックと名づけたものです。エントリー部分のやぐらが50cm程度かさ上げされ、Rが立派になりました。50cmのかさ上げ効果はよく分かりませんが、Rが長くて角度がついたので以前のビックくらいは飛びます。
元ミドルは飛びすぎてランディングの下で着地するのがほとんどでしたが、新ビックはマットの位置が修正され、ちょうどいい位置に落ちるようになったので、現実的な練習になります。
今のところ、これが一番やさしいかもな…。フラット部分長いしRが長いので余裕を持ってスピンできるというか。

まとめ

元ビッグキッカーがなくなっていたり、フリーランゾーンがなくなっていたりと「全てが良くなった」よりは「変わった」印象が強いリニューアルでした。ただ、埼玉クエストらしい変化じゃないでしょうか。
他のマット施設に比べて初心者・新規率が多く、スモールキッカーの混雑が尋常ではなかった。講習レーンをスーパースモールにし、スモールキッカーに近いサイズのセミミドルを作ることで、スモールキッカーの混雑が減っていたように感じます。個人的にも「埼玉クエストは混みすぎでダメ」と言われると反論のしようがなかったので、今回のリニューアルでそういった印象が払拭されるんじゃないかと思ってます。