新人に見せたいExcelの授業-Office TANAKA-

Excel関係でぐぐったら時々出てくる「Office TANAKA」ってページ、胡散臭いなぁと思ってたけど、これ見て一瞬で手のひら返したのでした。

Excelの授業っていうとパソコンスクールでセルに色つけるトコから教える…みたいなイメージがありましたが、これはガチ。まんまデータベースに繋がる。

Excelの正しい使い方

Excelを正しく使ってない人が多い、あげくには方眼紙Excelなんて…ということですが、それもこれもExcelを体系的に学ぶ機会が少ないことが原因です。実際僕も、Excel研修は受けたものの「こういう機能があるんですよ~」で終わり、それをどういう時に使うかは知らないまま、実務の中で都度知識をつけてきたクチ。

Excelを真に使う意味

ExcelなんてオフィスツールよりもITの知識を学ばせろよ、と思うかもしれないけど、Excelを正しく使う勉強=ITエンジニア力をつけろことに繋がる。データを"型"で意識したり、データを正規化することって、ITエンジニアとしての土台だと思うし、プログラミングやSQLを扱うことに繋がる。たまーにITエンジニアなのに数字を全角で書く人がいるけど、こういう人間はExcel使ってのデータ収集からやり直したほうがいいと思いますね!

Office TANAKAの授業

Webページだとなんか怪しい雰囲気するけど、動画だとめちゃくちゃフレンドリーで話が上手い。予備校で人気が出る教師ってこういう人だなーって感じ。

実はここまで書いておいてアレだが、動画で紹介されていたテクニックはほとんど身につけていた。けど、この動画を見て自分の方向性が間違ってないと思えたし、何より人に説明できるようになるために新人だけじゃなくExcel使いこなしてる人にも価値があると思う。

僕の持論で長い間かけて出来るようになったことは人に説明できないってのがあって、つまり「こうすればいい」ってやり方を知ってその通りに出来たことは人に説明しやすいけど、試行錯誤のうちに出来るようになってた事は、結局何が効果があったのは振り返ってもわからないんです。

例えば新人に「お前のExcelの使い方はここが間違っている!」って直せるとしても、その場限りじゃないですか。この動画ではExcelの基本ルールが明文化されているので「お前のExcelはこの基本ルールから外れてるから使いにくい。このルールをベースに今度からも作成するように」ってすると、教えられる側も次に繋げやすい。

ということでものは試し、自分のExcelの使い方とどう違うのか確認する意味でも、一度見ておくと面白いと思いました。

今日時点で3つの動画がUPされてます。

  1. なぜあなたは、Excelを使えないのか?どうしたら使えるようになるのか?
  2. Excelでデータ分析するときのコツとポイント
  3. ワークシート関数でやるか?マクロ(VBA)でやるか?

おすすめは1と2。Excelの本質的な使い方が説明されています。3つ目は小手先のテクニックが多くて発展性が少ないかな。ただ僕が一番役に立ったのは3つ目の動画で紹介されている条件付き書式を使った簡易グラフの作り方だったりします。