中原圭介氏の無料セミナーに行ってきたよー♪
さすがに無料というだけあって2時間のうち1/3くらいが宣伝、中原さんの話もほとんど本やWebに書かれているもの、といった内容でした。まぁ予想はしていたし、金融セミナーというのに参加したかった、というのが大きかったので。
以下簡易まとめ。
投資一般論について
- 長期投資は報われるとは限らない、国際分散投資は2000年以降意味をなさなくなっている。
- 株式指標(PBRなど)を基準にしたシステムトレードは大きな上昇トレンド・下降トレンドには全く役に立たない。役に立つのはボックス相場のときのみ。
- 一番大事なのは米国の非農業者雇用統計。世界経済=米国。米国の消費が経済を支えている。
- 大雑把に言って15万人/月増えると米国経済堅調。米国は年間300万人人口が増える。そのうち赤ん坊が120万人。よって180万人/12=15万人。
- 雇用統計+中古住宅販売件数に注目。この両方を見比べる事でより精度の高い先行予測が出来る。ただし年単位なので気長に待つこと。中古住宅販売件数は最近は注目され出したのでタイムラグが少なくなっている(雇用統計については問題なし)
- 中古住宅販売件数に加えて中古住宅在庫数に注目するのもよい。
- サブプライム以前に水準に経済成長率が戻るにはあと10年~15年かかる。日本の失われた10年基準。ただし環境バブルが発生した場合は数年で復活。
- 常識的に考えて、もう株価18000円とかダウ14000ドルとかには戻らない。
- 安値で買って高値で売ろうとしないこと。安値基準・高値基準で考えると焦る。欲が出てしまう。自分は人より負けてると思ってしまう。しかし、実際に安値で買って高値で売れる人間はいない。バブル期のソフトバンクが最高値をつけたのは1秒未満。
- 投資においては大きな損をしない、というのが一番重要。
ここらへんは中原さんの著書の中でも書かれてます。
フォレスト出版
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今後株価は右肩上がりしない、と聞くとかなりショックを受けるけど、「株を買っている」バイアスなしで考えると確かに難しいと思います。例えば今後日本の人口が2億人まで増えるか?と問われるとどうか。かなり難しいと思うんじゃないでしょうか。それと同じ。
ともかく株価は右肩上がりしないという事実を受け止めて投資をする。株を長期保有しても無意味だ、というのが中原さんの主張。
環境バブルについて
- アメリカの動き・12月のコペンハーゲンの気候変動枠組条約第15回締約国会合次第で、環境バブルが起こる可能性がある。
- この環境バブルは仕組まれている。サブプライムで被った損失を一気に取り戻したい大国・金融機関の意図がある。
- つまり原子力発電所作って電気自動車走らせよう→その前に関連企業に投資しとく、という政界にパイプを持つ大手投資家の策略。
- 実際に原子力関連会社の合併が活発化している。
- バブルには適度に乗って適度に降りる事。
この辺の話は以下のページまんまですね。
次のバブルは12月か(最も当たるFP・中原圭介氏インタビュー) – IBTimes(アイビータイムズ)
年末までの株の動き
ここから買うのも売るのも難しい。中間地点でトレンドもないし、無理して買わなくてもいいんじゃないかな。今買っても大損はしないけど設けることもできないよー。
以上。
僕が中原さんを気に入っているのは、カネの匂いがあんまりしないこと。どっちかっていうと自分の知的好奇心で経済を予想している学者タイプ。なので話し聞いてて面白いです。
「世界情勢の大きな流れの中では株価指数など無意味」というスタンスなので、経済用語知らなくても分かりやすいし理論が自然。これが”本来の”株式投資なんじゃないかな。
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